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永山橋と大雪山

私がよく写真を撮りに行く東鷹栖から永山方面へ渡る橋がこの永山橋だ。通るたびにいつか撮影しようと思っていた。日曜日の午後、突硝山へ向かっていて突然そのことを思い出した。橋の袂から橋の下をくぐって堤防まで上がることが出来た。この辺の堤防は晴れていれば特によく大雪山が見える。この日も絶好の大雪山の眺めだ。こうなると橋と大雪山を同じ画面に納めようと考える。ところが橋の全景を入れると大雪山は遠くなる。大雪山...

わが庭の春

わが庭は春の球根植物が少ないのでこれまで寂しい思いをしてきた。昨日と今日の好天でやっとわが庭のメイン植物たちが咲き始めた。この時期は一気にたくさんのものが咲き始めるので紹介が大変。ユーフォルビア・ポリクロマ '黄河'明るい黄色で、毎年よく咲いてくれる。ゲラニウム・マクラツムやわらかいピンクで可憐だなあ。ラミウム・ピンクパールこれも明るいピンクだが、後ろにも見えるが最近濃い色の花が目立ちはじめた。ラミ...

空き地のチューリップ

久々に晴れて歩いていると、道端や空き地が黄色でいっぱい。その中になにやら赤い色が・・・近づいてみるとチューリップだ。きれいだね。反対側に行ってみる。気がつかなかったけれど黄色もあったんだ。これはなにかな?これはフキノトウ、もうすぐ綿毛になる。EOS 5D Mark IIEF24-105mm F4L IS USM...

母とガーデニング

父の話をしたので今度は母の話。教員だった父は3、4年に一度は転勤していた。私も3つの小学校に行っている。住まいは公宅である教員住宅だが、ほとんどの場合狭いながらも土地も付いていた。母はそこに菜園をつくり周囲に花を植えていた。当時家庭菜園ではこれが一般的だったし、今も近所を見回すとよく見るスタイルだ。畑の周囲にはマリーゴールドとか赤いサルビアのような花壇用の花も植えたが、タチアオイやグラジオラス、ル...

バラが咲く前

昨日今日と寒い日が続いている。あさ自転車で走っていると手が悴んでくるのが分かった。それもそのはす朝の気温は4℃だったのだ。オホーツクの紋別市では最高気温が5℃だった。バラたちも一気に縮こまってしまったようだ。この寒さは明日まで続くようだ。去年は6月3日に始まったバラの開花が、この分だと6月後半になりそうだ。そこで2008年の5月27日に何が咲いていたのかを見てみることにした。プルモナリア、ラミウム、ヒマラヤエン...

父と写真

昨日写真のことを書いて思うことがあった。実は父も写真が趣味だった。自分にも父のDNAが息づいているのかもしれないと思ったのだ。教員だった父が写真に興味を持ちはじめたのは、学校にただ一台あったカメラだった。持ち回りでしか使えないもどかしさに、背広を買うように母から持たされたお金で父はカメラを買ってしまった。終戦直後の父の給料は三千円ほどだったようだがそのカメラは二万円以上もしたらしい。実に給料7カ月分が...

写真が面白い

いままで花を撮るためにカメラを持ってきたと思う。どちらかと言えば花の詳細が分かる図鑑のような写真を撮ってきた。それでも植物の詳細を撮り切ることはなかなか大変だ。でも、私は植物学を勉強しているわけではないので、せいぜい品種の鑑別が確認できるその部分を撮ろうと思った。いまはバラや植物の美しさを伝えたいと思う。そう思うと突然写真への考え方が変わり始めた。以前は人の眼が見ているものを正確に撮ろうと思ったが...

ハスカップの花

ハスカップの花がいま盛りだ。淡い黄色で花びらには産毛が生えている。地味で花期も短いので鑑賞向きではないが、なにか人を和ませる雰囲気がある。夏になると少し細長い実をつける。色はブルーベリーと同じで黒に近い紫色だ。去年は収穫が少なかったのでジャムを作るところまでは行かなかった。今年は1本増やしてハスカップジャムを目指している。ハスカップ和名はクロミノウグイスカグラ(黒実鶯神楽)スイカズラ科スイカズラ属...

クセルクセス(Xerxes)

今年届いたハイブリッド・フルテミアのバラが咲いた。その名はクセルクセス。1989年ハークネス(イギリス)によって作られた。名前は古代ペルシャの王にちなんでいる。親はフルテミア・ペルシカとカナリー・バード(Hulthemia persica × Canary Bird)なんとも心くすぐる組み合わせだ。花にカナリーバードの面影があるかもしれない。カナリーバードはよく伸びるバラだが、このクセルクセスはペルシャ王の威厳からは遠くミニバラサ...

バラたち

やっと暖かくなってきた。バラたちも安心して葉を広げ始めた。毎年、同じことをを繰り返しているようだが、こうしたらバラたちは大丈夫といえることは全くない。何年か前のように5月に雪に見舞われたり、今年のように暖かさと寒さが繰り返し襲ってきたり、一度として同じ春はないと感じられる。常に何がしかの不安の中で春を迎えているのだ。今年は毎年元気だったグラハム・トーマスがほとんどの枝を枯らしてしまった。今冬は寒さ...

旭橋の朝日

先日、15日には旭橋の夕景を撮った。でも、旭橋なんだから朝日を撮らなくちゃな~と漠然と考えていた。18日の夜、明日は晴れと分かっていたが寝るのが午前1時になってしまった。これじゃ早起きできないなと思いつつ床に就いた。人間というものは不思議なもので3時50分に目が覚めた。飛び起きてカメラとレンズを持ち急いで家を出た。今回は三脚はやめた。じっくり構える時間がないと分かっていたからだ。5月19日の旭川の日の出は4時...

春はかけ足

今日、旭川では今年初めての夏日となった。ここに来てやっと暖かい日が続くようになった。北海道の春は本州と花の咲く順序が違ったりすることが多い。今年は特に暖かい日が長く続かず花の咲き方も例年とは違っていることが多く見られるようだ。札幌では桜はすでに終わったが、昨日梅の花が見ごろになったそうだ。私の庭でも近所の庭でも盛んに花が咲き始めている。北海道の春はかけ足なのだ。昨日近所の庭を見に行ったら去年は4月...

原野な庭

桜だけではなんなのでM君の庭のほうも紹介することにする。一見すると突硝山のを見ているようだ。外から見ると何も手入れしていないように見えるのが、庭主としては気になるようだ。どうもこぼれ種で増え広がるのをあまり制限しないで、他の植物と交じり合ってしまうのが原野になる原因かもしれない。無秩序に見えるのは、増えたものを大事にしすぎるからじゃないのかと言うったこともあるが、今見ると無秩序なのもいいなと思う。...

チシマザクラ

昨日は昼から仲間があつまって花見をした。集まった場所は同じ仲間の自宅の庭だ。庭の広さが300坪くらいあって巨木が立ち並び、野草がびっしり生えている。まるでどこかの山の中のようだがちゃんと手入れをしてこうなっている。本人は原野だと言っているが私から言わせれば理想の庭だ。庭には数本の桜があってちょうどどれも満開だった。みるとエゾヤマザクラのほかに高さが2mほどで白っぽい花を咲かせている桜があった。これはな...

夕日の桜

夕日を撮りに行って堤防脇を見るとサクラが咲いていた。そういえば13日に桜が開花宣言されたばかりだ。そして次の日にはこうだ。15日には満開になるだろう。夕日を浴びるサクラもまたオツなものだ。夕日を浴びて赤さが増している。きれいだね。写真をクリックすると大きくなるよ。好天が続きそうだ。今日は友人宅で花見をした。チシマザクラが見事に咲いていた。EOS 5D Mark IIEF24-105mm F4L IS USM...

旭橋夕景

昨日は久々に朝から快晴だった。夕方になっても雲ひとつない状態だった。とっさに思いついた。そうだ、旭橋を撮りに行こう。旭橋は旭川のシンボルだ。旭川市内には大きな川が4本合流している。だから旭川は川の街であると同時に橋の街でもある。その中でも旭橋は最も古くもっとも頑強な橋だ。旭橋がどんな橋かはこちらをごらんあれ。夕日がどちらに沈むのかを考えながら街側の堤防近くに車を止めた。こりゃよく見る旭橋写真のアン...

Kenko TELEPLUS PRO300 1.4X DGX

テレコンバーターなるものを使ってみようと思ったのはEOS 5D Mark IIを買ったからだ。APS-Cサイズのカメラでは100mmのレンズは1.6倍の160mm相当となる。(キャノンの場合)ずっとそれで撮ってきたけれどCMOSセンサーがフルサイズになってみると、やや倍率が物足りないと感じてきた。それなら100mmマクロなぞかわずに180mmマクロを買えばよかったのか?しかし、値段は高いし手ブレがないとなるとちょっと考えてしまう。そこで、キャ...

庭の風情って

最近は植物単体への興味が先に立って庭全体のことをあまり考えなくなった。そうなるといきおい庭が荒れたように見えてくる。つまり植えっぱなしのものが増えてしまったようだ。さらに興味のある植物ばかりが増えたので周囲に関係なく隙間があれば植えるということになってしまう。今年の庭を眺めてみてこれではいかんな~とは思うのだが、時間的になかなか手が回らなくなっている。最初の頃は4時に起きて庭造りに熱中したものだが...

整列

今日は朝から一日冷たい雨が降っている。峠では雪が降ったそうだ。明日は道東の平地でも雪だそうだ。そういえば何年か前、上湧別のチューリップ畑に雪が降ったこともあった。最近の気象ははどうなっているのか。仕事からの帰り際にきれいに整列しているチューリップを見つけた。寒さのせいかみな花びらを閉じてとんがっている様子がおもしろかった。妖精たちの整列。これからバレエを踊ります。隣には色とりどりのプリムラ。今週は...

ユーフラテス

4月17日のハイブリッド・フルテミアの記事でナイジェルホーソンに蕾がついていることを書いたが、その後すべての蕾が黄色に萎れて落ちてしまいまった。何があったのか、原因不明だ。これで今年の花が終わってしまうとしたらちょっと残念だ。もう一度蕾をつけてもらいたいものだ。他のものは今のところ順調に蕾がついている。今朝見るとユーフラテスが咲いていた。ちょっと小ぶりの花だ。これから慎重に苗の様子を見ていけなければ...

苗を届ける

昨日は上野ファームに原種バラの苗を届けに行ってきた。タカネバラ、カラフトイバラ、R.カニナ、R.スピノシッシマ、R.ウィルギニアナ、R.ニティダ、R.キンアモメア。R.エグランテリアは去年枯らしてしまったし、R.パルストリスは苗を作ってからと思っている。ペルシャンイエローはもう少し手元においておこうと思う。行った苗がみんな元気に育ってくれることを祈る。そのうち、これは自分が寄付したものだと自慢する日が来ることを...

カーデングッズ

私は庭にガーデングッズなるものを置いたことがないが、こういうところで見るのは楽しい。なぜ置かないのかって?だって恥ずかしいでしょ。いいおっさんがガーデングッズだなんて。背中の緑色は苔でも生えているのかと思うけどそんな風に作ってあるんだね。かわいくて面白いんだけど、これをどうやって庭に置くのか考えると夜も寝られない・・・かな。昨日からまた雨で寒くなった。またストーブをつけている。桜も咲き始めたようだ...

北海道ガーデン街道

旭川、富良野、十勝にある7つのガーデンを一枚のチケットで巡る旅へのお誘いです。旭川の「上野ファーム」、富良野の「風のガーデン」、大自然の「十勝千年の森」、コニファーの「真鍋庭園」、エコガーデンの試み「十勝ヒルズ」、ご存知「紫竹ガーデン」、そして北海道を代表するお菓子メーカー六花亭の「六花の森」北海道ガーデン街道のチケットは一枚1600円。それぞれの入場料が400円から800円なので少なくとも4ヶ所行けばお釣...

人のいる庭

上野親子は忙しそうに作業をしていた。声をかけると汗を拭き拭きやってきて挨拶を交わす。砂由紀さんのおなかが大きい。母上が6ケ月なのと言う。去年ですよね、というと砂由紀さんはおなかを押さえて明るく笑った。私が原種バラをもらって欲しいと申し出ると、原種は少ないのでうれしいと言ってくれた。ここならきっとのびのび育ってくれるだろうと思う。パープルウォークをカップルが歩いていった。チオノドクサが足元を飾ってい...

早春、上野ファーム

早朝に庭仕事、午前中は仕事、そして午後は再び庭仕事のはずだったが急遽変更。上野ファームに出かけることにした。今日もすばらしい快晴で、ゴールデンウィークの最後を飾るのが自宅の庭ではちと寂しい。今年は寒さで遅れているので、どれだけ咲いているか分からなかったけれどピクニック気分で出かけることにした。少なくとも早咲きの球根は咲いているだろう。「写真は美しく撮る」をテーマに今年もがんばろう。まずはマクロレン...

ストーブを焚かない日

昨日は21.3℃で今年初の夏日、夜は今年初めてストーブを焚かない日となった。ちょっと変な感じだ。夜中に一雨降って今朝は晴れていた。ひんやりとして寒いくらいだが日差しは十分に暖かった。昼から少し風が強くなった。今日の最高気温は18℃だった。今日は一日庭仕事オンリー。宿根草のいくつかを掘り上げて処分、そして移動。バラを2本、鉢から地に下ろした。ずいぶん捗ったように思うが見回してみるとまだまだやることが残ってい...

カタクリ日和

王子に先を越されてしまった。今日、突硝山の男山自然公園に行ってきた。最高にいいお天気で大勢の人が見に来ていた。カタクリは日当たりのいい南斜面は5,6分咲き、日当たりの少ないところはまだほとんど咲いていない。カタクリ、エゾエンゴサク、フクジュソウ、キクザキイチゲ、どれも十分楽しめる。暖かい日が続くそうなので5日頃が一番いいかもしれない。美女と野獣ねえ、遊びに行かない?左向け左!一人ぼっちEOS 5D Mark ...

クロッカス

やっと庭仕事開始だ。29日からずっと雨だったので実質的に今日が今年のガーデニングのスタートだ。見事に晴れて気温も17.3℃にまでなった。今年最高かな。芝生に寝かしてあった鉢たちを起こし、ひとつひとつ生きているか確認する。家の壁際に並べて囲ってあった鉢は温室効果のためにすでに芽が出ている。昨年、風呂場改築のために植物をすべて掘りあげてしまったところに自家製堆肥を入れて耕す。バラのヒモをほどき竹の支柱を片付...

お酒の規制が始まる?

先日、朝の某番組で小倉智明氏が、WHOがタバコに続いてお酒の規制に乗り出すという話をしていた。ちょっと驚いたと同時に、お酒はタバコと同じだろうか?と言う疑問がわいてきた。タバコは少量でも益はないし周囲にも迷惑をかけるが、酒の場合は飲み方の問題ではないのか。ところがヨーロッパではすでに規制に乗り出しているところもあってその進捗状況はかなりのようだ。イギリスでは、ビールを飲んで大騒ぎする若者の存在が社会...