トゲ実ハマナスの種からトゲ実ができた

ハマナスの実にはトゲ(棘)を有するものがあります。
そのトゲのある実の種からトゲつきの実がなるのか?
そんな実験を続けてきました。

2007年にサロマ湖砂州に広がるワッカ原生花園でトゲつきの実を発見し、数個の実を採取しました。
(このような植物保護区での植物や実や種の採取は本当はやってはいけないのです。すいませんでした。)
種は実にトゲがあるものと、ないものに分けて播種しました。
発芽したものから最終的にトゲなし3本、トゲあり3本を育成していました。
成長過程は面白いことにトゲなしのほうが早く見えました。
現在では明らかにトゲなしのほうが大きく成長しています。

去年あたりからトゲなしのほうに花が咲き始めました。
トゲありのほうは1本だけわずかに咲きましたが実にトゲを確認することはできませんでした。
それが今年、トゲありの2本に花が咲き、そのうちの1本の実にトゲを確認しました。
実にトゲが出る性質は遺伝するのか・・・
面白いですね。

150710ハマナスの実05
実生ハマナスのトゲの実です。
まだ、ちょっとしょぼいトゲですが明らかに確認できます。

150710ハマナスの実04
同じ株の別の実です。
この株についた数個の実、すべてにトゲがありました。
もっと成長するともっとトゲが多くなることを期待しています。

150710ハマナスの実01
これが2007年秋に見つけた最初のトゲの実です。

150710ハマナスの実02
2008年の夏、再び訪れて、かなりの株にとトゲの実があることを再度確認しました。


150710ハマナスの実03
その時の別の株です。


そもそも、なんで実にトゲのあるハマナスに興味が持ったのか?
それは一枚の絵からでした。
150710フロラヤポニカ
2006年ころから、興味を持ち始めたハマナスのことをHPに書いていました。
そしていろんな事を調べるうち、日本で植物の研究をしていたシーボルトの「日本植物誌」に行き当たりました。
その植物画の中のハマナスの実の絵にトゲがびっしり生えていたのです。
私はその当時ハマナスの実にトゲがあるものを知りませんでした。
ネット上のハマナスの実の写真を探してもトゲのあるものに行き当たらなかったこともあり、俄然興味を持ち始めたというわけです。
その後、いろんなかちゃから情報をいただきながらトゲのある実を探し続けていたというわけです。

それにしても、気がついてみれば種を植えてから7年もたっているのですね。
あるところで地面に植えればもっと花が咲くのが早かったかもしれませんが、繁殖力の強いハマナスを地面に植えるのはやはり気が引けました。
鉢もまだ8号&7号ですから抑え気味の栽培でした。
今年は鉢を大きくしてみようかと思いますが、いつまでも6本を栽培し続けるのは無理があります。
トゲ実のほうの実をすべて確認したら、本数を減らそうかと考えています。


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