バビロンローズ

ロサ・ペルシカの流れをくむバラで花にブロッチが入るのが特徴だ。
何年か前にバビロンローズシリーズとしてバベルバビロン、エリドゥバビロン、ストラボバビロンの3種が売り出された。
現在はこれにアメジストバビロンというのが出ているようだ。どうもつるバラらしい。
私は発売されて間もないころに写真の2種を買った。
普通のバラとなんら変わらず育てやいのには驚いてしまった。
というのもこの系統のバラの栽培は超難関の品種が多かったからだ。

バラを始めてまだそんなに経っていない頃、掲示板でロサ・ペルシカのことが話題になった。
私はその時ペルシカを知らなかった。
当時は、ネットで調べてみるもほとんどヒットしなかった。
ようやく数枚の写真を見つけたが、それはとてもバラには見えなかった。

このバラは「オールドローズ花図譜」などを見ていただければわかるが、普通のバラとは少し系統が違っていた。
バラ属には4つの亜属がある。
ほとんどのバラはバラ亜属に属する。
そしてイザヨイバラのプティロドン亜属、ロサ・ステラータ・ミリフィカのヘスペロードス亜属、ロサ・ペルシカのフルテミア亜属がある。
この中で見た目はペルシカが圧倒的にバラから遠く見える。
したがってペルシカをバラ属ではなくフルテミア属とする分類もある。
その場合、「ロサ」とはならず「フルテミア・ペルシカ」と呼ばれた。
名前からわかるとおり新疆ウイグルやイランなどの高地に分布し、乾燥を好むので日本での栽培には全く向いていなかった。

そのうちペルシカの交配種の存在を知った。
そのほとんどはイギリスの育種家ハークネスによるものだった。
彼のサイトを見ると栽培は超難関だという記述があった。
この頃は手に入れることなど不可能だったが、そのうちわずかながら扱うナーセリーが登場した。
北海道なら何とかなるかもと早速購入したがあえなく討死。
そのうちさらに扱うナーセリーも増え始め、一気に数種まとめて購入するも、3年持ったのを最高に返り討ちにあった。
当ブログの検索欄にペルシカあるいはフルテミアと入れて検索すると当時の様子がわかると思う。

そんな時出てきたのがこのバビロンローズシリーズだった。
普通のバラと何ら変わることのない育てやすさが売りだったと思う。
疑心暗鬼になりながらもこの2種を買ってみたというわけだ。
実際育ててみて、一番難関だった暑さにも強く病気にも強く拍子抜けするほどだった。
これが逆に私の闘争意欲をなくさせたかもしれない。
それ以降このタイプのバラには手を出していない。
ちなみに、このバビロンローズ以外にもアイズフォーユーやタイガーアイズなどのフルテミア系のバラも出ている。

150720エリドゥバビロン
エリドゥバビロン
白地にピンクの覆輪で褐色のブロッチが入る。
ちょっと横張りか?背はそれほど高くならない。
鉢植えなので本来の姿ではないかもしれない。

150720バベルバビロン
バベルバビロン
花はユーフラテスやナイジェルホーソンに似ているが、樹形は全く番ってがっしりとして扱いやすい。
春先に何かに食われたのか新芽や葉が軒並み切り落とされて大幅に咲くのが遅れてしまった。


EOS 5D Mark II
EF100mm F2.8 マクロ USM
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