イタドリ

今日は北海道では最もポピュラーな植物、イタドリ。
山はもちろん河川敷や空地、田舎の道端など、どこにでもあり
大型植物にもかかわらず群生するのが特徴である。
依然調べていた時に分かったことだが、北海道に生えるものはほとんどオオイタドリということだった。
それらしき植物はすべてオオイタドリという先入観で撮影していたが、
詳細に調べるうちその鑑別で大いに悩まされることとなった。

オオイタドリ(大虎杖) タデ科イタドリ属
草丈が高く大きいものでは3mにもなる。
葉は大きく長さは30cm、幅は20cmほどもある。
葉の基部が心形(ハート形)でイタドリと区別するときの鑑別点になる。
雌雄異株で雄花と雌花の形状が違っている。
151016オオイタドリ01
オオイタドリ(雄株)
大きいのでこのように横の倒れていることが多い。

151016オオイタドリ02
葉はかなり大型である。

151016オオイタドリ03
花は上に立つように咲く。

151016オオイタドリ04
オオイタドリ雄花

151016オオイタドリ05
オオイタドリの雌花は垂れるように咲く。

151016オオイタドリ06

151016オオイタドリ07
雌雄の鑑別に困ることはない。


イタドリ(虎杖) タデ科イタドリ属
オオイタドリに比べて草丈が低く150cmくらい。
葉もオオイタドリより小さく、葉の基部は切形をしている。
つまりオオイタドリでいうハートの丸い部分がまっすぐになっているということだ。
比べてみれば分かることだが。
イタドリの名は、葉をもんで貼り付けると痛みが取れると言われ、イタドリ(疼取)と言われるようになった。
「虎杖」の字は中国から渡来。
意味としてはイタドリの茎には赤い節があり、それが虎の尾の模様に似ていて杖として使えるほど丈夫なことからきているらしい。
151016イタドリ01
春光台で撮影したものだが、高さが2mほどもありオオイタドリだとばかり思っていた。
今回、図鑑でイタドリとの鑑別点が葉にあることを知って、改めて葉っぱを見てみるとオオイタドリより小さいことがわかる。

151016イタドリ02
それで上の写真を葉っぱのところで拡大してみた。
なるほど葉っぱの基部がハート形にならずまっすぐだ。

151016イタドリ03
これも2009年に春光台で撮影したイタドリらしき写真。
しかも斑入りだ。

151016イタドリ04
葉の大きさ形からこれもイタドリだろうと考えられる。

151016イタドリ05
上の写真には花がないので、改めて今年の10月5日に上と同じ株を撮影しに行った。

151016イタドリ06
間違いなくイタドリの雄株であることがわかる。


ベニイタドリ(紅虎杖) タデ科イタドリ属
花および種が赤いものをいう。
基本的にはイタドリの花色違いということらしい。
また、ベニイタドリをメイゲツソウ(名月草)というらしい。
名前の由来はよくわからない。
151016ベニバナイタドリ01
2015年7月石狩川河川敷で撮影。
これも最初はオオイタドリの赤いタイプくらいに思っていた。

151016ベニバナイタドリ02
葉っぱは切り形に見える。

151016ベニバナイタドリ03
2015年9月春光台にて撮影
もっと赤い花を見つけた。
しかも葉っぱが丸い。
これもイタドリでいいのだろうかと疑問を持っていた。

151016ベニバナイタドリ04
ベニイタドリで検索していたらこれによく似たものを見つけた。

151016ベニバナイタドリ05
道路わきで低く這うように咲いていた。
斑入りイタドリもこのベニイタドリも、今のところこの一株しか確認していない。

たかがイタドリ、されどイタドリ!
勉強させてもらった。

SONY NEX-3
E18-55mm F3.5-5.6
EOS 5D Mark II
EF24-105mm F4L IS USM
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