アザミとゴボウ

知らない植物を調べるときは何科の植物であるか、もっと先を読めば何属か、あるいは何の仲間であろうかと想像して調べることになる。
しかし、時に間違った思い込みをして違う方面ばかりを探してしまうこともある。
そんな時はもっと植物全体を詳細に見ることが大切なのだが、実はそれが難しい。

ある日、かなり広い空き地で花がアザミにそっくりの植物を見つけた。
きっとアザミの仲間に違いないと図鑑やネットを駆使して調べてたがそれらしきものは見つからなかった。
図鑑にも乗らないレアなアザミなのか?
レアというには結構増殖力がありそうな感じだ。
結局、頭からアザミが離れず不明植物のフォルダに入れられた。

ところが数日前、まったく違う植物の検索をしていて、まったく偶然この不明植物そっくりの写真を見つけた。
その名は「ゴボウ」。
や、やられた~!!
そうだよな~、姿は似ていても科や属が違う植物は結構あるのにと反省した次第。

アメリカオニアザミ(アメリカ鬼薊) キク科アザミ属
北海道にはチシマアザミやエゾノサワアザミなど数種類のアザミがあるが、空地や道端で見かけることはない。
一番幅を利かせているのはやはりこのアメリカオニアザミだろう。
花首を下げて咲く在来種に比べてしっかり上向きに咲き、株立ちもしっかりしている。
茎には翼があり鋭いトゲが多数ある。
葉も固く縁には鋭いトゲがあり触ると痛い。
151029アメリカオニアザミ03
アメリカオニアザミは頻繁に見かけるのでかなり撮っているかと思ったが、5枚ほどしか撮っていなかった。

151029アメリカオニアザミ01
群れて生えることはあまりないようだ。
これだけ一所に固まっているのも珍しい。

151029アメリカオニアザミ02
花が終わると綿毛ができるのはキク科の特徴だ。


ゴボウ(牛蒡) キク科ゴボウ属
改めて図鑑でゴボウを調べてみた。
栽培されているゴボウと同じもので結構野生化するらしい。
アザミとの違いは花のトゲの先端がかぎ状になっていることと、葉がハート型で茎をもつことなどだ。
しかし、まさかあの空き地(自衛隊の管理地)にゴボウとは想像がつかなかった。
151029ゴボウ01
なるほどトゲの先端が曲がっている。

151029ゴボウ03
やはりこの葉っぱを見て違うと気づかなければいけなかったか。

151029ゴボウ02
この画面に見えるよりはるかに広い空地にたくさん生えていた。


SONY NEX-3
E18-55mm F3.5-5.6
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コメント

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No title

こんばんは。

初めてごぼうの花を知りました。
大好きなアザミにそっくりでびっくりしています。
でも空き地にごぼうが自然に育っているって、
不思議な感じがします。

アザミが好きで道や山で見かけると種を貰って育てています。
道端ではそんなに大きく無かったのでわからずに、
アメリカオニアザミもうっかり育ててしまい、
棘がすごくて大変でした。
調べたら要注意外来生物となっていたので、
一度花を楽しんだ後に抜きました。

空き地で育っているごぼうを見つけて、
スコップを持って行ってサラダで食べて見たいな。

No title

ゴボウの花びっくりですよね。
北海道はアザミの種類が少ないのですぐにわかると思ったのですがね。
野生化したゴボウは食べられるのでしょうかね。
よその土地なので掘ってみるわけにもいかず。

日ごろ見かけるのはこのアメリカオニアザミばかりです。
山に行けばチシマアザミとかあるかもしれません。
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