ブタナとブタクサ

「ブタ」の名がつくだけという安易なくくりだ。
キク科という共通点もあるが見た目はまったく似ていない。
ともに外来種で名前の付き方にも共通点がある。

ブタナ(豚菜) キク科エゾコウゾリナ属
ヨーロッパ原産の帰化植物で全国に分布する。
場所を選ばずどこにでも生えているが、牧場など広い場所では見事な群生が見られる。
名前はフランスでの俗名 Salade de porc(ブタのサラダ)からきている。
タンポポに似ているのでタンポポモドキの別名がある。
外観はタンポポに似ているが、花茎が途中で数本に枝分かれしそれぞれの頭に直径3cmほどの黄色い花をつける。
葉はロゼット状で裏にびっしりと毛が生えている。
151128ブタナ01
春光台の牧場にて。

151128ブタナ02
花はタンポポによく似ている。

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茎が枝分かれするので草姿はタンポポとはだいぶん違う。

151128ブタナ04
葉っぱを写した写真がこれしかなかった。
本当はもっときれいなロゼットになる。


ブタクサ(豚草) キク科ブタクサ属
北アメリカ原産で現在は南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアなど世界の広範囲に帰化している。
日本でも全土に分布する。
名前は北アメリカでのhogweed(豚の草)からきている。
高さは1mほどで開花時期は7〜10月頃。
雌雄同株の風媒花で、雄花は、約2〜3mmの黄色い小花が複数集まった房が細長く連なり、その下に雌花が数個咲く。
葉は細く切れ込んでいる。
花粉を多量に飛ばし、花粉症の原因植物である。
151128ブタクサ02
石狩川河川敷にて。

151128ブタクサ03
これから花が咲くのかなと思わせる花穂だが、ずっとこのままの姿だ。
これでキク科とはとても思えない。

151128ブタクサ04
これが花だ。雄花のあたりだろうか。
もう飛んでしまったのか花粉は見当たらない。

151128ブタクサ01
道路脇、街路樹の足元、空地、河川敷、場所を選ばずどこにでも生えている。
見て綺麗ならまだ許せるのだが、かわいげのない有害危険植物ということになるのだろうか。


SONY NEX-3
E18-55mm F3.5-5.6
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