ヤマハギとメドハギ

今日はハギ(萩)の仲間。
マメ科の植物には独特の特徴があるのでわかりやすい。
まず葉っぱが丸い。花は蝶形あるいは上下にくちばしを開いたような形になることもある。
ハギといえば弧を描いてしなやかに垂れ下がるつる性の姿を思い浮かべる。
近所にも赤と白の大きな株が見事に咲いていた。
しかし、野に生えるハギの仲間には地味なものが多い。

ヤマハギ(山萩) マメ科ハギ属
マメ科の落葉低木である。
ほぼ全国に生えているが、エゾヤマハギの別名を持つ。
ハギとは違い直立し高さは200cmほどになる。
葉は3枚の複葉で、小葉は円形に近い楕円形である。
もっぱら山の日当たりのいい場所や野原で見ることが多い。
151121エゾヤマハギ02
ここは春光台の福祉村近くの原野である。
カラフトイバラの記事のソーラーパネルが設置されたところの近くだ。

151121エゾヤマハギ03
花は色のない原野では比較的目に付く。

151121エゾヤマハギ01
時に結構な巨木を見ることもある。


メドハギ(筮萩) マメ科ハギ属
占いに用いる棒を筮(メドギ)といい、竹を使ったものを筮竹(ゼイチク)という。
竹が使われるようになるまでは、このメドハギが使われていたことから付いた名前だそうだ。
花は白色で花柄がなく直接枝から咲いているように見える。
花が開くと中に赤紫色の班がある。
葉は三葉で細長い楕円である。
生育地は道端や河原、土手など。
ヤマハギが木本であるのに対してメドハギは草本である。

151121メドハギ01
9月はまだ青々していた。
この時点ではハギの仲間だとは全く気づいてはいなかった。

151121メドハギ03
10月になって白い花を確認したが、開いたところが撮れなかった。
花を手で開いてでも中の紅班を確認すればよかった。

151121メドハギ02
メドハギを見つけた場所はすべて石狩川の河原だ。


おまけで
ヌスビトハギ(盗人萩) マメ科ヌスビトハギ属
背丈は60-100cmになるが、その約半分は花穂である。茎は細くて硬く、株立ちになって立ち上がる。
小葉は葉は三葉で卵形-長卵形で、先端はとがっていてこの辺は他のマメ科とは違う。
一番の特徴は果実で、種子1個を含む節に分かれていて、これを節果という。
眼鏡のように見えるのが節果で、節果には鉤状の毛が生えていて服なのによく着くようになっている。
ヌスビトの名は、昔の盗人が目星をつけた相手に取りつく様にすることからついたという説や足袋をはいた盗人がつま先歩きをした足跡が節果に似ているという説などがある。
151121ヌスビトハギ
この写真は8月中頃に石狩川の河川敷で撮っているらしいのだが、写真はたった2枚しかない。
もっと詳細に撮っておけばよかったと後悔している。
節果が写っていたのでヌスビトハギとしたが、ヤブハギという非常によく似た植物があり、そちらとの鑑別はついていない。


SONY NEX-3
E18-55mm F3.5-5.6
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