サラシナショウマとヤマブキショウマ

ショウマ(升麻)がつく植物がいくつかあることは知っていた。
北海道ではサラシナショウマやトリアシショウマ、ヤマブキショウマなどがある。
姿かたちが似た植物ではあるが、調べてみるとこれら三つともすべて科が違うことがわかった。
サラシナショウマはキンポウゲ科、トリアシショウマはユキノシタ科、そしてヤマブキショウマはバラ科だ。
何でこんなことになるのか?
それで「ショウマ」が付く植物はいくつあるのか、そしてそれらの「科」は何なのか調べてみた。

キンポウゲ科
サラシナショウマ、レンゲショウマ、オオバショウマ、ルイヨウショウマ、イヌショウマ
ユキノシタ科
ヒトツバショウマ、キレンゲショウマ、アカショウマ、アワモリショウマ、トリアシショウマ
バラ科
ヤマブキショウマ

どうやら最初にサラシナショウマがあってそれに似た植物にショウマという名がついたようである。

サラシナショウマ(晒菜升麻) キンポウゲ科サラシナショウマ属
日本全国に分布する。
茎の上部で枝分かれし、白色の長いブラシのような花穂をつける。穂の長さは30cmほどにもなる。
花には両性花と雄花がある。
株元と茎の下部から多数の小葉を持つ葉を出す。
小葉は長楕円形で先は尖っていて、葉の縁は不規則なのこぎり状になっている。
葉には悪臭があり、3日ほど流水にさらし、茹でて食べたことから、サラシナ(晒菜)の名がついた。
ショウマ(升麻)とは中国からきた言葉で、サラシナショウマの根茎を乾燥させ生薬としたものを「升麻」といったようである。

151123サラシナショウマ03
春光台の林の中で撮影。
花がいっぱいになるとかなりの長さだ。
実も大きくて重そうだ。

151123サラシナショウマ01
これはまだ、咲き始めのころ。

151123サラシナショウマ02
道路わきの林の中からひょっこり顔を出していた。


ヤマブキショウマ(山吹升麻) バラ科ヤマブキショウマ属
全国に分布する。
雌雄異株。
地下の根茎は太く、分枝する。茎に多少毛があり、高さは30-80cmになる。
葉は茎の上に数個互生し、2回3出複葉で、小葉は長さ3-10cmになる卵円形で、先は尾状に細長くとがり、縁に欠刻と鋸歯がある。
側脈が明瞭で、斜めに平行して11-15本あり、葉縁までとどく。
151123ヤマブキショウマ01
写真は山で撮影と言いたいが、実は上野ファームである。
ショウマつながりで何かないかなと探してみた。

151123ヤマブキショウマ02
最初にも書いた通り北海道にはあとトリアシショウマがある。
ヤマブキショウマとトリアシショウマは非常によく似ていてこの写真のみで鑑別することは非常に難しかった。
決定したのは葉脈が平行であるかどうかだった。
図鑑やネットの写真と比較してヤマブキショウマとしたが確証はない。


SONY NEX-3
E18-55mm F3.5-5.6
EOS 5D Mark II
EF24-105mm F4L IS USM
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