地球温暖化を考える

10月になってから急激に寒くなりました。
晴れる日が少なくめまぐるしくお天気が変わっています。
寒くなることで少しほっとした気持ちになるのは、最近とみに目立ってきた地球温暖化を意識していたからかもしれません。今年一年を振り返ってみても、大型の台風、局地的豪雨、猛暑が当たり前のように報じられてきました。さらに世界から届けられるニュースを見るともっと大きなうねりが動き出していることがわかります。

 温暖化に関しては気候、災害の問題のみならず、食糧問題、エネルギー問題などいろんなことと連動して動いています。まずは一人一人が意識を持つことが大事だとも思いますし、当然、企業や国家レベルで対策を練ることは当然なことです。
 世界的な対策としては1997年に地球温暖化防止京都会議(第3回気候変動枠組条約締約国会議)においてその対策が話し合われ議定書が締結されました。その内容は温室効果ガスの排出量を1990年を基準値として2008年から2012年までに各国の状況に合わせて目標値を定め削減するというというものです。日本は6%、アメリカは7%が定められました(後にアメリカは議定書から離脱)。日本では2005年に国会の承認を得て正式にその対策が発効されました。

 その内容は各方面各分野に細かな目標や対策が打ち出されています。私は常々、温暖化問題とは「人口問題」なのだと考えていました。つまり一人当たり排出するCO2の量とその人数が問題なのだということです。まず、この50年間を見ると人口は倍増しています。一人当たりの温暖化ガスの排出量は残念ながら50年前のデータを見つけることはできませんが、生活水準から考えると人口どころではなく少なかったはずです。政府が打ち出した温暖化対策の基本方針の中に人口問題については触れられていません。

 政府(というか世界もですが)の温暖化対策にはマクロで長期的な対策は全く盛り込まれていません。早く言えば詳細ではあるけれど目先的で小手先の対策が主体です。それでもある程度先延ばしにすることはできるかもしれませんが根本的な解決策とはならないでしょう。まずは経済への配慮が必要ということなのでしょう。暖化対策はエネルギー問題と連動しているので、急激に行うと経済に与える影響は小さくないからです。

 さて、それではマクロな対策とは何でしょう?ひとつは人口問題です。すでに地球の人口は大気のバランスを維持するための飽和状態を超えているかもしれません。それに加えて中国やインドなどの国民が先進国と同じ生活レベルに達したときどうなるか、さらにアフリカもその後を追うでしょう。

 もうひとつの問題は資本主義経済が「成長」という概念の上に成り立っているということです。これはおそらく人口が増えるという想定の上に成り立っていると言ってもいいのかもしれません。常に生産が増え続けていること、売り上げが伸び続けていることが成長です。この考え方を根本から見直さなくてはならないかもしれません。しかし、人口を抑制し経済成長を止めるということは経済原理の根幹に関わることです。だからこそこの問題は根深いのです。

 どこかの国では少子化問題を抱えていて、担当大臣が子供が増えないのは女が悪いようなことを言ったことがありました。そして相変わらず緩やかな成長が経済の基本なのです。この国を預かっている人たちは本当にこの問題の深刻さをわかっているのだろうかと心配になります。秋の庭01
バラもそろそろ見納め。
雨の中で最後のひと咲きです。
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コメント

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暑い地域が北上して、アフリカ発の新伝染病がグローバル化し、
中世のペスト並みに人口が減る、という形での、
温暖化終息を夢想したりします。

氷山の警告がありながらそのまま行って沈没した、
タイタニック号に乗っているようなもんですね。
大きく豪華な船は、なかなか方向転換できません。

ペストの大流行はヨーロッパの人口の4分の1から3分の1を失ったとありますね。
私も21世紀はウイルスの時代だと言っています。
不謹慎にも伝染病や世界大戦を望むしかないのが現実的なことかもしれませんが、これとて67億人にまで膨れ上がった人口抑制に役立つかどうか疑問です。
成り行きに任せて自滅を待てば人口が減るかもしれませんが、いずれにしてもこれは救済策ではありませんね。
ひょっとしたらその頃はサルの惑星のように地球の支配者が代わっているかもしれませんね。

温暖化もすぐには止まれませんね。
今ある温室効果ガスだけでも数年は温暖化が進むでしょうしね。
京都議定書では削減目標は一番高い国でも8%です。
増加を抑えるだけではだめなのです。
すでに排出量は十分多いですからね。
50年後には現在の農地のかなりの部分は砂漠化しているでしょうね。

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