スタニスラフ・ブーニン

昨日、スタニスラフ・ブーニンのコンサートを聴きに札幌のキタラまで行ってきた。
本来ならうちの相方が行くはずだったのだが、
急遽東京に行ってしまったので私が代理観賞となった。
考えてみるとキタラの大ホールのステージには2度乗ってるが、客席に座るのは初めてだ。
少しすると娘がやって隣に座った。
クラシックのコンサート鑑賞は娘のほうが経験豊富だ。

ブーニン登場。
弾き始めると3階席とは思えないほど音はクリアーだ。
さすがキタラだな~と感心する。
演目の中心がベートーベンのソナタで「悲愴」と「テンペスト」。
ブーニンのプログラムとしてはちょっと意外だったが、
どちらも聴きなれた曲で楽しく聴けた。

私が生のブーニンを聞くのはもちろん初めてだが、娘は2度目だという。
2005年にデビュー20周年のコンサートがあったらしい。
そうか、もう20年になるのだな~と思わず視線が遠くへ行ってしまった。
昔、テレビでショパンコンクールを取材した番組を見たことがあって、
そのとき颯爽と登場したのが当時19歳のブーニンだった。
すごい天才ぶりで素人目に見ても突出した演奏で優勝をさらった。
それは1985年のことだったのだ。

その後、ソ連の監視付きでのコンサート活動や西側への脱出劇など
数々の苦労話は相方が図書館で借りてきた本で読んだことがある。
その後、ドイツに拠点を置いて世界を演奏活動している。
日本とも関係が深くよく来るらしい。

40歳を超えたブーニンはデビュー当時の派手さが消えて普通の演奏家になっていた。
普通という言い方は変だが、無理に天才ぶりを発揮する必要がなくなったということか。
疲れない心地よい演奏でリラックスして聴けた。
それ以上の批評のような真似は私はできない。
コンサート後、娘とは札幌では初めての食事をして、岐路についた。

バージニアローズ02
バージニアローズの実。
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