旭川冬の気温

今日の旭川は-23.3℃。
こんなに寒い日が続くのは最近では珍しい。
この際だから寒さの話を引き続き・・・

昨日、旭川の気温の記録を調べたと書いたが、それは今日書くことに他ならない。
100年前との比較もあるが、
私が子供の頃と今とではどれくらい気温が変わっているのかを調べてみたかったのである。
旭川が低温になりやすいのは内陸の盆地で晴天無風になりやすく、放射冷却が起きやすいことが原因といわれている。
これは旭川に限った事ではなく、上川地方の各町や北見や十勝の内陸も同等の条件だといっていい。
以下に1960年以降1月、2月の最低気温が-25℃を下回ったときの気温を書く。
      1月   2月          1月    2月
2001  -25.6         1970  -25.8
1998  -25.0         1969  -26.1
1990  -27.7         1968  -25.2 -25.9
1987  -25.1         1967  -27.7 -25.7
1985  -27.8         1965  -26.0 -25.0
1982       -26.0    1964  -25.3
1979  -28.1         1963  -26.5
1978  -29.0         1962  -25.9
1977  -29.0  -26.8
(1960年以前の記録は記載がない)
これを一見すると昔も今もさほど気温の程度は変わっていないように見えるが、
よく見ると近年は-25℃に達していない年もかなりある。
特に1990から1998年の8年間、そして2001年から今年2008年までの7年間は空白となっている。
細かく見ていくと-20℃にすら達していない年も何年かある。
明かに近年は暖かくなってきていると言えるかもしれない。
100年前から比較すると旭川の冬の気温は14℃上昇しているそうだ。
これがすべて温暖化のせいだったら大変なことだが、そのほとんどは旭川が都市化しその暖房での気温上昇が原因だ。

上の数字を見て、あれ?と思う人がいるかもしれない。
「旭川市江丹別で-34.6℃」というニュースは今年1月19日のものだ。
確かに江丹別は旭川市だが、江丹別は旭川の市街地からは、
ひと山ふた山越えたかなり遠い場所にある。
地形も江丹別独自の盆地を形成しているて民家も少ない。
アメダスの観測点はそれぞれにあるのだ。
旭川市街と江丹別では約8~10℃の開きがある。
もし旭川に家が無ければ江丹別とほぼ同じ気温になるかもしれない。
以下に1980年以降、江丹別で1月2月の最低気温が-30℃を下回ったときの気温を書く。
      1月   2月            1月    2月
2005  -30.8         1990  -36.8
2003  -30.3  -31.5   1988  -30.8
2002  -31.9         1987  -35.6
2001  -36.6         1986  -34.9  -32.8
2000  -32.5  -31.1   1985  -37.1
1998  -30.1  -34.1   1984  -31.3  -32.4
1996        -31.1   1983        -31.1
1995  -30.3          1982  -31.6  -34.4
1994  -32.2          1981  -33.7  -30.3
1991  -30.7         1980         -31.9
(江丹別の記録は1980年以降)
1980年以降で比較してみると、
旭川市で-25℃を下回った日、江丹別では-35℃を下回っていることがわかる。
この10℃の差は旭川からでる都市熱の差なのだ。
100年前の旭川と比較すべき対象は江丹別なのかもしれない。

東鷹栖03
1月19日東鷹栖にて
長く続く足跡は・・・?
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