うた魂

今日は25.7℃、日に日に気温が上がる。
昨日は札幌で桜の開花宣言。旭川もどこやらで桜が開花したそうだ。
気象庁の開花予想よりかなり早まりそうだ。

今日は映画「うた魂」が1000円になる割引券をもらったので行ってきた。
北海道の七浜高校という架空の高校合唱部の話だ。

夏帆演じる「私は歌がうまくてかわいいと思っている」女子高生は合唱部の中でもかなり浮いている。
ある日彼女が心を寄せていた男子生徒にうたっている時の写真を撮らせてほしいと頼まれる。
その男子生徒が自分に好意を持っていると思った彼女は有頂天。
ところが、彼が写真を見せて「産卵するシャケ(鮭)みたいな顔だ」と言ったことが彼女を痛く傷つける。
それ以来、彼女は歌うことが出来なくなってしまい合唱をやめたいと言い出す。
ある日お祭りの発表会で不良男子の合唱団を率いる男子生徒(ガレッシセールのゴリ)にその魂の抜けた姿たしなめられる。
そして「一生懸命になってる顔に疑問を持つやつは一生ダセーまんまだ」
「フルチン(裸)になれ!」「私はオンナですけど」「バカヤロー!」のやり取りがあって歌う心を取り戻す。
最後はコンクールでの感動シーンとなる。

ストーリーそのものはありきたりだが、コメディー調なので肩がこらずに楽しめた。
歌う顔のことが出てきたので半分苦笑い。
私もうたう顔にコンプレックスを持っている。
私が歌っているときの顔はどれもひどく歪んでいる。
あるときビデオを見てさらにショックを受けた。
私だけアクションがひどく大きくて目立ちすぎていた。

顔のことばかりでなく、主人公と私は似ているな~と感じながら見ていた。
私もいつも自分のパートをひとりで支えてきたという自負を持っていた。
そしてつい最近気がついた。それはただの自惚れだったと。
何十年も経って気がついたのだから私も相当に笑えるキャラだ。

歌に魂を込めることは簡単じゃない。
歌が好きなだけではどうにもならないほど、歌う側と聴いてる側のギャップは大きい。
自己陶酔したって酔っ払いオヤジの演歌のようになってしまう。
確かにヘタでも人に感動を与えられることはある。
それは偶然や環境が整ってたまたま出現するものだ。
常にそのレベルにあるためには技術的な裏づけが必要だ。
特に合唱はひとつの方法の上に統一されて成り立つという自覚が必要なのだ。

最近は歌うたびに落ち込むことが多かったので、ある意味勇気をもらった。
ということにしておこう・・・

08シナモンローズ01

去年、新苗で買ったシナモンローズ。
今年は花が見られる。
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コメント

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>歌が好きなだけではどうにもならないほど、歌う側と聴いてる側のギャップは大きい。

音楽の辛いところです。
一定時間おつきあいを願わなくてはならないために、
余計そこはあからさまになりやすいです。

>「一生懸命になってる顔に疑問を持つやつは一生ダセーまんまだ」
名言。
でも、シャケも確かに。
産卵も歌も全身運動ということですかね。
卵を生むように歌を生むというところでしょうかね。

ところで、ゴリさんは高校生に見えましたか?

しろうと音楽の宿命ですね。
やるほうはいいがボランティア同然で聴かされる観客は忍耐ということもあります。
ただ私の地元、旭川東高の演奏会は1時間前から行列が出来、もともと売っていない当日券を求めて客が押し寄せます。
500円で聞かせていただいてありがとうございます、という気持ちになります。
コンクール全国大会にも数度出場しています。

シャケは産卵したら死んでしまいます。
シャケに似ていると笑うことはシャケに対する冒涜でもあるかもしれませんね。
シャケほどがんばれたらもっとうまくなっているかもね。

>ところで、ゴリさんは高校生に見えましたか?
まあ、愛嬌ということで・・・(笑)
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