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空地も花盛り

空地植物に興味を持ったもののなかなか出かける時間がない。
我が庭が花盛りということは空地もそんなことが起きているかもしれない。
そんなことが気になって空地に出かけてみた。
書こう書こうと思いつつ、1週間が経ってしまった。

空地はそれぞれの顔を持っているなあと思う。
繁殖している植物が違っているのだ。
もともとそこにあった園芸植物もあるが、
地面を埋め尽くすように同じ野草が生えていたり、
ものすごく雑多な植物で覆われていることもある。

08空地10

赤いのはアカツメクサ
黄色は一見タンポポのように見えるがタンポポの季節は終わっている。
このタンポポのような花はタンポポモドキ
正しい名前はブタナ(豚菜)、ヨーロッパからの帰化植物だ。
それにしても品のない名前をつけたものだ。
フランス名の「ブタのサラダ」に由来するらしい。

08空地12

ここは去年リナリアが群生の空地として紹介したところだ。
もちろんリナリアも準備万端だ。

08空地13

この空地、周囲を見ると草が刈られていた。
つまり周囲の草は刈ったけれどアカツメクサとタンポポモドキの群生を残すという粋な計らいのようだ。
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コメント

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面白い視点です

こんばんは
空地植物という言葉、面白いですね。
定義付けの4番なんか、思わず口元が上がってしまいました。
私の住むところでは、住宅街の空地もただの空地もありますが、こんな感じの空地はありませんね。
セイタカアワダチソウ、葛、筱、西洋タンポポ、イネ科のモロモロ、たまにスミレの仲間くらいがはびこり、観賞価値は皆無に等しいです。
地主さん、もっと管理をきちんとお願いしますと言いたい空地ばかり。
その点、この空地は地主さん自ら空地植物を楽しんでいらっしゃるようですね。

私も以前は空地の植物に興味を持ったことはありませんでした。
近くを散歩しながら空地の植物を見ていると、私がわざわざ人からもらってまで手に入れたゲンノショウコの白花が売るほど生えていました。
それから、空地を見ると中に入って植物探査を始めるようになったのです。
共通する植物も多いですが、空地ごとそれぞれで個性があることもわかってきました。
私の地域は空地だらけで管理もおおらかなことが多いようです。
それでこんな遊びが出来るんでしょうね。