紫を撮る

カメラがデジタル一眼レフでよかったと思うことはいくつもあるが、
その中で色に関することは紫色がほぼ正しく表現できることだ。
デジカメが紫に弱いという話はデジカメが登場した頃からある話で
それはデジカメがCCDやイメージセンサーに光の三原則である
赤と緑と青(RGB)のフィルターをかけて色を分析し画像を作り出すという原理から来ている。

紫といっても2種類の紫がある。
青と赤の混合色、そして単色の紫だ。
デジカメはRGBの三原色から色を作るので、
紫色を表現するとき青と赤の混合によって色を出す。
したがって捕らえた紫の光が青と赤の混合色なら難なくその色を捉えることが出来る。

ところが紫の単波長は400nmあたりで青に近く青よりさらに短い波長なのだ。
青と紫は可視光線中で波長の短い所に位置し、
赤の波長は可視光線の中では最も長いところに位置している。
したがって単波長の紫を見たときセンサーは青には反応するが赤には反応できず、
紫か青かの判別がつかないということがその原因だ。
詳しくはこんなサイトがあるので参考にしていただきたい。
手ぶれの話、ボケの話、イメージセンサーの話などもおもしろい。

コンパクトでうまくいかなくて一眼デジカメがなぜ紫を正しく表現できるかはよくわからないが
ひとつはセンサー1素子あたりの面積が格段に大きく出来ていることがあるのかなとも思う。
しかし、原理からいえばコンパクトも一眼レフも同じだと思うのだが・・・
そこは有能な現像エンジンがうまく補正してくれているのかと思っている。

きれいな紫が取れることを喜びとして今日咲いている紫を送る。
もちろん色補正なしだ。
カメラはCanon EOS30D。
コンパクトで紫がちゃんと写らないと思っている方、一眼レフにしましょう。

08サルビアトランシルバニカ01
サルビア・トランシルバニカ
上野ファームで苗を買った。
宿根のようだがこぼれダネで毎年出てくるのでそちらを採用している。

08ラベンダー01
ラベンダー
庭を始めた頃からずっといて毎年咲いてくれるおりこうさん。
品種名はわからない。

08カンパニュラ01
カンパニュラ 
私は植えた覚えがない。
近所で咲いているのを見るので種が紛れ込んだと思われる。
品種名はわからない。

08ゲラニウムブラックビューティー01
ゲラニウム・プラテンセ ’ブラック・ビューティー’
プラテンセ系で銅葉のゲラニウムだ。
花色もいいが、蕾の色も美しい。
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コメント

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potatoさん

>コンパクトで紫がちゃんと写らないと思っている方、一眼レフにしましょう。
まさに私に言われている気が・・・!
少し前に、紫色の再現について、すみごんさんと話していたとき、potatoさんと前にそのような話がでたんですよ と教えていただきました。
紫、しかもそうそう 青紫はアウトです。全くもって青、しかも蛍光色の青にしかならない・・・
原理は大体わかりました。
ラベンダーもゲラニウムも撮れない・・ 一眼レフかぁ

一眼レフ

kaffeさん、こんばんは
一眼レフを持ったら写真を撮る意識が変わります。
いままでただ被写体にカメラを向けてシャッターを押すだったのが
どう撮ろうかと考えるようになります。
またそういうことが出来るカメラなのです。

一眼レフはコンパクトと同じように撮ることも出来ます。
それでも写真はぜんぜん違うことがわかります。
すると上手になりたい欲求が生まれてくるのです。
入門機はレンズセットでもずいぶん安く買うことが出来ます。
値段はこういうところで調べてみるのも手ですね。
http://kakaku.com/camera/digital-slr-camera/
レンズとの組み合わせでどうにでもなってしまうのですけどね。

こうやって何人闇の世界に引き入れたことでしょうか(笑)
でも後悔している人はひとりもいませんよ。

ほんとにそうですね。
一眼レフを持って意識がずいぶん変ったと思います。
撮りたいものも撮りたい感じも。
毎日手にせずにはいられません。
・・・その割には上達度は・・・ですが^^;

あっちゃんもそうですか。
初めて一眼で撮ってすぐに違うと感じたと思います。
何が違うと感じるのでしょうね。
こんな風に写るんだとわかると、次々撮りたくなりますよね。
>・・・その割には上達度は・・・ですが^^;
いえいえ、気持ちが変わった分、写真も変わってますよ。

potatoさん

はじめまして、G d D と申します。
本来なら掲示板の方へ伺うべきなのかもしれませんが、
今日はご挨拶も兼ねて、こちらへ参りました。
ブログ、ご覧になってくださっていたとのこと。
お言葉までいただいて、たいへん恐縮しております。
どうもありがとうございます。
今回の『紫』に関しての記事...たいへん興味深く拝見しました。
赤に転ぶか青に転ぶかで随分違って目に映るものですね。
そう...初めて一眼を手にした時の驚き。
色の再現性の違いは今でも忘れられません。
息を呑むほど美しい『ブラック・ビューティー』に
今はただただ見入っております^^

きっとpotatoさんがご覧になられたら
ビックリされるんじゃないかと思うような...
そんな狭い環境で植物を育てているので、
僕の場合、どうしても『寄った』写真が多くなります。
天候によっては光量不足で 写真に収める事すら難しいことも...。
そんな時、光の大切さ・有り難さを身に滲みて感じます。
枝や葉を、鉢ごと少し左右に寄せたり...枯れ枝を取り除いたり...
フレームの中に収まる被写体に対して
そのくらいの微調整はすることもありますが、
人為的に光を作ったりすることはまずないのです。(レフ板もナシ)
陽が射す瞬間 花の背後を横切る瞬間。
ほんのわずかな時間を常々...大切にしたいと思っています。
撮っている自分が云うのもなんですが、割に大雑把なんですよ〜。
また寄らせていただきますね。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

はじめまして、G d Dさん
こちらまで来ていただいてありがとうございます。
掲示板では想像で勝手なことを書いて申し訳ありませんでした。
「香水月季」をはじめて見せていただいたときから、
そのすばらしい、そしてユニークな写真群に圧倒されました。
まず絶妙な光のコントロールにため息です。
でもそれは私と同じ自然のままで撮影されていたのですね。
同じ植物を撮影してもいろんな切り口があるのだなーと勉強になりました。

私は元々フィルム一眼レフを使用していました。
最初コンパクトデジカメのときはやはり色で苦労しました。
デジタル一眼を手に入れてからは、色の問題が解決し枚数を気にせずに撮れることが夢のようでした。
だって、フィルムのときはお金との格闘でしたからね。
失敗できるという安心感は得がたいものです。
これで上手になれるのではと錯覚したくらいです(笑)

コウホネを水盤で育ててらっしゃるのですか?
紅花もあるとかぜひ見てみたいものです。
ぜひぜひまたお寄りください。

こちらこそ、今後ともよろしくお願いします。
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