ギボウシ

ギボウシ(擬宝珠)は日本と中国を原産とする植物で、原種は40種くらいあるらしい。
らしいというのは、元々この植物は変異しやすくその種が固定しにくい傾向があるからだそうだ。
斑入りを珍重した江戸時代から園芸植物として植えられ、変異選抜種がいくつも園芸種としても固定された。
明治以降、ヨーロッパに持ち込まれ大流行した。
その後、アメリカなどで数多くの品種が作り出され現在は1000種以上あるといわれている。
学名はHosta(ホスタ)。語源はオーストリアのN.T.Hostという人物名からきているらしい。

明治以降の日本でギボウシはどんな扱いだったのかわからないが、
私が子供の頃は「便所隠し」とも言われるほど冷遇されていた。
その頃の「汲み取り式便所」の汲み取り口を隠す植物として植えられていたのだ。
何年か前、母の庭にこのギボウシが植えられているのを見た人が
「あらこんなもの庭に植えて」と言っていたそうだ。
私の記憶では昔はハルシオンみたいなタイプが多かったような気がする。

08ギボウシ01
「ホスタ・フォーチュネイ・ゴールド・スタンダード」(Hosta fortunei 'Gold Standard')

それがガーデニングブームで新しい品種として逆輸入されるようになった。
ギボウシは日陰に強い植物ということで重宝される。
このベンチ裏も日当たりが悪いところだがよく育っている。

08ギボウシ04

なんといってもギボウシの魅力は葉の色や模様が魅力だ。
だがバラ庭にギボウシはどうも具合が悪い。
バラの傍にギボウシを植えるとバラの花びらでギボウシの葉が汚れるのだ。
植え場所に困りながらも次第に増えて現在6種になった。

08ギボウシ02

花もなかなか美しいが何せ花持ちが悪いが、次々に咲くので花期はそれなりにある。
香りのある品種もあってなかなか楽しい。
2年前に帯広の紫竹ガーデンでギボウシだけの庭を見て驚いた。
地面があればちょっとやってみたい気がする。

08ギボウシ03

今日は一日ぱっとしない天気。
時々小雨がぱらついてはすぐにやむといった状態が続いた。
濡れるわけではないので午前中いっぱい、
宿根草の刈り取りと雑草園になっていた庭の草取りに専念した。
最近は腰の状態もよかったので何とか表庭だけは終了。
裏庭はまた今度。
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