バラの実特集~ルゴサの実・その3

ハマナスという名前がハマナスの実を表現したものであることは間違いのないことだ。
2006年から私は「ルゴサな話」というハマナスにまつわる話を書き始めた。
その第四話「ハマナスかハマナシか」でハマナスの名はハマナシが東北訛りして生まれたものとする牧野富太郎説とそれに対する私の疑問を投げかけた。
その後、私の掲示板にはたくさんの人が集まってナスかナシか大盛り上がりをした。
ナスかナシかの根拠を求めて各地の方言や江戸時代から明治までのハマナスに関する情報がたくさん集まった。
その結果は「ハマナスかハマナシか -その後ー」として書いた。
結局、結論が出ることはなかったがたくさんの有益な情報を私は得ることとなった。
それらの情報には私の疑問をさらに増長させるものもあった。

そのひとつはシーボルトがオランダに帰ってから書いた「日本植物誌」でハマナスの和名を「hamma nasi」と書いていたことだ。
当時はこのバラをハマナシという人はまずいなかったと思われる。
なのに誰がシーボルトにハマナシを教えたのか?
昨日、薄荷さんが掲示板で、シーボルトが長崎にいたときの長崎奉行の前任地は松前藩だったと教えてくれた。
この話は私にとってかなりの衝撃だった。
つまり松前ではハマナスをハマナシと発音していたからだ。
少なくともシーボルトのハマナシは松前方言が由来である可能性が高まったということだ。
私のハマナス語源熱がこの冬、再燃するかもしれない。

08ブラン01
ブラン・ドゥブル・ドゥ・クベール
昨日、シュネーコッペの実には白い斑点があると書いた。
実は他の実でも白い点が入るものはいくつかある。
これもそのひとつ。
それからこのブランはごらんの通りガク片が開くので実だけで鑑別できるかもしれない。

08ローテスメーア11
ローテス・メーア
今日は白い斑点特集だ。
花は鮮やかな紅紫色でルゴサ特有の素晴らしい香りがする。

08ロスレードゥライ11
ロズレー・ドゥ・ライ
実はルゴサよりやや小さい。
こんりと茂りまとまりやすい樹形だ。

ここでちょっと変わったルゴサの実を紹介する。
08カロカルパ01
カロカルパ
実の形はルゴサと似ていないが大量の花と大量の実をつける。
無精ひげのようなトゲがかわいい。
味見はまだしていない。

この辺でルゴサの実はおしまい。
明日から原種バラの実を紹介する。
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コメント

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興味が、どんどん深まっていきます。
勉強させていただきました。ありがとうございます。
それに、やっぱりかわいらしい実をつけてくれるのは、
なんともいいですね。
今日から、原種シリーズ。
楽しみでなりません!
先日、カカヤンバラのおちびを買いました。
暑さに強いタイプです。でも、地元に帰ったら〜
室内で越冬でしょうか。。。。。
複雑であります。
でも、原種は、本当にいいですね。

はらさん、いつもありがとうございます。
今日から原種、こうご期待です。
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