バラの実特集~ロサ・カニナ

私がはじめて持った原種がこのロサ・カニナ(Rosa canina)だった。
当時はバラといえばHTかFLが主流だったのでオールドローズも原種バラも見かけることはほとんどなかった。
ところがある日、行きつけの園芸店でバラコーナーを見たら何やら野性的なバラが10号くらいの鉢に植えられていた。
札を見るとロサ・カニナと書いてあった。
即決で買うことにしたが5000円くらいの値がついていて、確か値切った記憶がある。
すでにかなりの大きさで何とか車に押し込めて帰ってきた。

庭に植えて一年すると太いシュートが次々に出てちょっと焦り始めた。
2年目になるとさらに巨大化してくる。
しまった、これは他のバラにも影響しそうだ、と感じて移植することにしたのだが・・・
すでに相当に根が張っていて一筋縄ではいかなかった。
やむなく根を切断せざるを得なくなったので、地上部もかなり小さく切り詰めて何とか掘り起こした。
庭の片隅に移植して一年、花も咲かず枝も出ずだんまりの状況にいささか心配したが、次の年には再びその勢いを取り戻した。

08カニナ11

他の原種バラが6月中頃までに咲きそろったその後、このカニナやヴァージニアローズが咲き始める。
柄が大きい分だけ咲きそろったときは見事だ。
花が終わると寂しくなるが、8月の末頃からヒップが色づき始める。

08カニナ12

ところでローズヒップとは一般的に食用に出来るバラの実を指すらしい。
もっと狭義にはこのカニナを言うこともある。
通常は乾燥させてローズヒップティーとすることが多いようだ。
私も試してみたことがあるがカニナだけではあまりおいしくない。
酸味があるハイビスカスなどとブレンドして飲むほうがお勧めだ。

08カニナ13

上の写真は2006年の大豊作のとき。
そのままだと枝が地面についてしまうので枝の先端をフェンスに結び付けている。
このときは5kg以上のローズヒップが採れた。
今年はそれには程遠いようだ。
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