風のガーデン

ドラマ「風のガーデン」が始まった。
このドラマに関しては5月の上野ファームの記事で書いた。
倉本聰の富良野を舞台にしたドラマだということで期待している人も多いと思う。
ガーデニング雑誌などを見ると、倉本氏はこのドラマの構想の段階ではガーデンが登場することは想定していなかったようだ。
ところがある日、あるイタリアンレストランに併設された庭の美しさに気をとめた。
草と花が渾然一体となって立体感を作っている様子を見て、この庭を作ったのはだれか、ということを店主に聞いたところ、旭川の上野さんという人だということを聞いた。
倉本氏はすぐさまその足で上野ファームを訪れてその庭に感銘を受けたという。
そこで、庭やガーデナーが登場するドラマがあってもおもしろいのではないかと考えたそうだ。
ドラマの舞台となったガーデンは設計から植栽までこの上野砂由紀さんに託された。

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秋の上野ファーム。去年まで10月は閉園していたが現在は無料開放だった。

倉本氏は木は好きだが花はあまり好きではなかったそうだ。
花壇の花はシーズンだけ植えられて花が終わると根こそぎかたづけられてしまう。
しかし、宿根草を主体とした英国風ガーデンを見て季節によって次々に入れ替わる様子に、人の生き死にの凝縮された姿を感じ、そして風に揺れる植物に生命力を感じると語っている。
ドラマの中ではきっと北海道の命あふれる植物の姿や、また人の生き様の象徴として植物が映し出されることだろう。

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ナヤカフェの窓から見たロングボーダー。

上野ファームは出来た当初からのファンで毎年通い続けてきた。
本格的な庭園を目指して母娘でがんばっている。
先日、NAYA café(ナヤカフェ)なるものがオープンしたので、今日さっそく行ってきた。
今までは納屋として使われていたところを改造して立派なカフェ&レストランができあがった。
お客はほぼ満席だった。ちょっとだけ待って席に着いた。
まだ、メニューは少ないが地元の食材にこだわったヘルシーな料理がメインだ。
私は「新鮮野菜のキーマ風薬膳カレー」、相方は「雑穀米のスープ」と隣町のパン屋さんが作った素朴なパンのセット。
なかなかおいしかった。
冬も営業するとか、大丈夫かな。

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クジャクアスターなど秋の花がいくつか咲いている。

上野砂由紀さんはガーデニング界ではビズで連載するなど、すでに有名人だがこのドラマを契機にもっと大変なことになりそうだ。
砂由紀さんと風のガーデンのことについてはビズ(BISES)の10月号に載っている。
今日は砂由紀さんには会えなかったが、母君としばらく立ち話をした。
ナヤカフェにかかったお金の話や、来年は来たお客にがっかりされないようにしなければと話して、また寒さと悪天候の中を庭に歩いていった。

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見事なツタが窓辺を飾るもうひとつのナヤカフェ。
こちらはレンガ造りの元納屋で夏場はガーデンへの入り口となっている。
シーズン中はコーヒーや紅茶、ハーブティー、ソフトクリームなどが楽しめた。
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コメント

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見ましたよ、「風のガーデン」
緒方さんが亡くなったので、予想以上の視聴率だったのではないかと
思います。
初回はあまり庭が出てきませんでしたが、ちらっと見ただけで、以前こちらで
見せていただいた上野ファームを連想しました。
やっぱり、そうだったんですね。作り手が同じなんですもんね。
この渾然一体となった感じがとても好きです。
風に揺られる姿というのは、目を閉じても脳裏に浮かぶものですね。
ドラマも今後が楽しみですが、いつか私も行ってみたいです。

上野ファーム

風のガーデン私もみました。
園芸誌でこのドラマの事を知って楽しみにしていました。
potatoさんの解説を読んで、ドラマの内容とともに
ガーデンの映像も楽しみです。

potatoさんの5月の記事を読んだ時もそうでしたが
ますます上野ファームに行ってみたくなりました。

すみごんさん
すみごんさんも気がつきましたか。
私も庭を見て上野ファームカラーがでているな〜と思いました。
私の場合砂由紀さんが使う植物をよく知っているので特にわかります。
彼女はオーソドックスな庭造りのセオリーを守りながら北海道に合った植物をずっと探してきました。
そういった意味では上野ファームはすこしずつ成長しながらここまで来ました。
富良野のガーデンは彼女の集大成のような庭になったかもしれません。
風のガーデンはさらに拡張して一般公開するようなのでそのときはぜひ行ってみたいと思います。

sakuraさん
放送ではきっといきいきとした庭の植物が見られると思います。
でも、北海道の庭は生で見るのがいいようですよ。
本州から訪れた人が口をそろえて言うことは、同じ植物でも花色が本州とはぜんぜん違うということです。
北海道の寒暖の差が鮮やかな花色を作るといわれています。
特に富良野や旭川は1日の気温差が20℃を超えることも珍しくありません。
お越しの際はぜひ声をかけてください。
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