草むしりのお作法

庭造りをやっているとどうしても避けられないのが草むしりです。
花を植えるのは好きだが草むしりは嫌いだ、という人は多いと思います。
でも、草むしりもガーデニングの一部と私は考えています。
だから、それも楽しんでやろうと。

それには基本的な考え方といくつかの工夫が必要だと思います。
1.完璧にやろうと思うな。
いつも草がない状態なんてありえません。
私は年に2回くらい徹底的に草取りに励みます、それ以外のときは目立つものだけ引き抜く程度です。
ある意味、草も友達です。ただ目立たない程度にしておけばよいのです。

2.種ができる前にやれ
特に春先で草が目立ち始めたときは手鍬で土かきします。
種が落ちないときならば草はところどころに積んでおいてもあまり目立ちません。
でも夏場や雨の多い時期はなかなか草取りできません。
種が出来た状態で積んでおくと大量に発芽しますので、今度はゴミ袋行きです。

3.草が生えない地面をつくれ
それにはマルチングが一番です。
私は剪定したバラ枝でチップを作ってマルチング材としています。
これでほとんど草が生えませんし、生えても根が深く地面に入らないので簡単に抜けます。
バラ枝チップの作り方はこちらです。

4.汝敵を知れ
草によって根の状態が違います。
タンポポのようなゴボウ根、オオバコのようなヒゲ根、カタバミのような地下茎など。
手で簡単に抜けるものから道具を使わなくてはならないものまで色々あります。
草抜きの道具も色々あるのでそれらを使い分けることでずいぶん楽に仕事ができます。
ちなみに芝の中にオオバコやカタバミがよく生えるのですがこれは手じゃ絶対に抜けません。
うちの芝の草抜きは年に2回です。
芝を元気に密度を高くしておけば雑草の種は落ちません。

5.草が生えないくらい密植せよ。
株が大きくなったときちょうど隣の株との間の隙間がなくなるように植え込むことです。
これは北海道だからできる業かもしれません。
私の場合ゲラニウムとラミウムがその役割を果たしています。
その他にもボリュームのある宿根草を使うことです。
バラの場合この手は使えません。

6.発想を変えてみよう
私がこの家に引っ越してきたとき庭は長い間放置状態でスギナがびっしり生えていました。
最初は菜園を作るために土を耕しスギナを取り出すのに苦労しました。
スギナの根は縦横無尽に地下を這っていますし、切れ端ひとつ残してもそこから芽を出してくるのです。
バラを作るようになり、あるときから考え方を変えました。
スギナといえども光合成で成長するのだから、地上に出たところだけを取り去ってしまえば最終的には死んでしまうのではないかと考えたのです。
それから徹底的に地上部だけを摘み取ることに専念しました。
すると2年くらいで激減しました。
現在ではバラ庭にスギナはほとんどなくなりました。

皆さんそれぞれ草取り哲学があろうかと思います。
全く草取りをしないという人もいました。
テレビで見たイギリスのガーデナーは雑草という考え方がありません。
最初は地面を耕しますが、その中に種をまき苗を植えて様子を見ます。
あとは自然の成り行き任せです。
これなら2000坪あっても大丈夫、そんな庭を作ってみたいなーとも思います。

写真は話と関係ありません。
09アゲハチョウ01
オニユリにちょっとよれよれしたキアゲハがとまりました。
よく見ると羽に穴が開いています。

09アゲハチョウ02
もうあとわずかの力しか残っていないようです。
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コメント

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私は草むしりは好きです。
これだけは絶対抜くぞという何種類かの他は様子を見ながら邪魔になったら抜いています。
でもこれって他の人には理解されません。
だって草ぼーぼーに見えますから。
今庭に生えているものはすべて私にとっては意味のあるものなのですが、他の人の草むしりが始まると「雑草」として抜かれてしまいます。

雨上りにどろどろにならないようにオオバコが生えている場所。
土が流れないようにカヤツリグサの仲間がびっしりある場所。
可愛いから残してあるネコジャラシ、ハハコグサ、コニシキソウ。
もうすぐ花が咲くヒメツルソバ。

私は全然大変じゃないから庭仕事に手を出さないでくれ〜〜〜〜と叫びたくなることがよくあります^^;

私も年に2回の徹底除草派です。
種飛ぶ雑草が種を飛ばす前と、春の一斉芽だしの後にアホほど気合入れてやります。
今年は梅雨明け宣言後が雨が多すぎてついついサボリ過ぎ、軽く種が落ちてしまった今、あと8畳程を残すのみ。
明日から1週間は本格的な暑さの夏っぽいので難儀でしょうが、きれいになったところを犬と走り回るのが楽しみなので、あまり苦ではない方です。
作業は『楽』で、なにしろ蚊だけが『苦』です。
近所の方々が庭にガラクタを放置されているのでボウフラがわいているんですよ。(明らかに雨水が溜まっている)
どこかの国のようにボウフラ条令みたいなものがあるといいんですが・・・

私は、ながら草取り派とでも言いますか、特に草取りするぞー というわけではなく、歩いたついでに気になるところをちょっと、あっちでちょっと という具合です。
だけど、こんな調子でほぼ毎日草は抜いているのが我ながら怖いかも。
基本的に草は無いほうが好きなので。

キアゲハ・・痛々しいですね。
短い夏ですもの 無事に一生を終えて欲しいです。(いたずらガキンチョのお遊び道具などにならぬよう・・ それって うちの子供のことか!)

あっちゃん
そうですよね。
他人には任せられない草むしりですね。
私もあらぬところから出てきた野草を大事にしたりしますし、こぼれ種でも場所によってOKだったり抜いたりですから人にはわからないですよね。

私もよくこれだけのバラを育てるのはたいへんでしょうとか草むしりがたいへんでしょうとか言われます。
私は、「人が大変だというそのところが趣味なのです。たのしいですよ。」
と答えることにしています。

はるにれさん
私と趣味が合うようですね。
草取りもやりだすと熱中しますよね。
どんどんきれいになっていくところが楽しいです。
蚊はわたしも苦手です、って好きな人はいませんよね。

kaffeさん
私も毎日庭をゆっくり見て回る時間があったらそうするかもしれないです。
私も本来は見て気がついてやりだして、また違うことに気がついてやりだして、気がついたらやりかけの仕事があちらこちらに放り投げてあるのがいつもの私の仕事です。
でもある時は集中してやらないといけないのが草取りでした。
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