新しい植物分類

3月2日の朝日新聞に『避けられる「他人の空似」』と題する記事が載った。
近年、DNA情報に基づいた植物分類が広まってきたというものだ。

カール・フォン・リンネの「自然の体系」以来、生物の分類は類縁関係を基にした系統でまとめられてきた。
その手法は外見の見た目の特徴で判断するというものだった。
その結果、外見はよく似るが非なるものが、関係のない一族に紛れ込むこととなった。
分類は幾度となく訂正されてきたが、それは所属を間違えた個別の植物を別の科や属に移動するというものがほとんどだった。
科や属を統合したり分離したりもあったようが、それはあくまで便宜上のことが多かったのではないだろうか。

DNAを解析する技術の進歩は目を見張るものがある。
いずれこういう日が来るであろうことは想像していたが、よもやこんな目の前まで来ているとは思わなかった。
記事によると植物の体系そのものがかなり根底から変わるところがあるらしい。
たとえば、被子植物を従来は双子葉植物と単子葉植物に大別していたが、今度は
発生した時代順から「原始的双子葉類」→「単子葉類」→「真性双子葉類」ということになるようだ。

植物単体の所属する「科」が変更されるものもかなりありそうだ。
たとえばアジサイはユキノシタ科からアジサイ科(新設?)
オオイヌノフグリはゴマノハグサ科からオオバコ科
スズランはユリ科からキジカクシ科あるいはナギイカダ科
ムラサキシキブはクマツヅラ科からシソ科
ということらしい。

「科」自体も消滅するもの新設されるものが出てくるようだ。
スギ科はヒノキ科に
カエデ科はムクロジ科に
ホウレンソウのアカザ科はヒユ科に変更されて元の名称は消滅するらしい。

こりゃ~、古い分類を知っていればいるほど混乱すること間違いなしの状況だ。
今後、学校などの教育現場ではどうするのだろうか。
あるいは従来発行された図鑑などはどうなるのか心配になってくる。
記事のよると図鑑などはすぐの対応は難しいということらしい。

今のところ、一般向けに
「高等植物分類表」(北隆館)「植物分類表」アボック社がでているということだ。
私はさっそく「植物分類表」大場秀章著を購入してみたが届くまでに1ヶ月ほどかかりそうだ。

私としてはバラの系統で謎のものがたくさんあるが、それが解明されることを願っている。
チャイナ系原種には謎が多い。
また日本のノイバラ系の体系とや中国のノイバラ系交雑種(セブンシスターズなど)の解明。
まだまだ素性のわからないバラたちがたくさんある。
私としては中国のマイカイとハマナスの関係を解き明かしてほしい。
あるいはロサ・コルデシーを生んだマックス・グラフと交雑した品種が何だったのかを知りたいと思っているが・・・
そんなところまでたどり着くまでにあと何年必要だろうか・・・ちょっと気が遠くなる。

1003旭川空港02
写真は話とは何の関係もない旭川空港のスノーマン。

昨夜からすごい強風が吹き荒れている。
今日になって吹雪もようだ。
雪はもう勘弁してくれ!
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コメント

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はじめまして。
ハイブリッドルゴサについて調べていてたどり着きました。
読ませていただいてルゴサ欲しくて我慢できなくなり、この春2種類新苗で購入予定です♪

なんとボトキラーの記事も発見!
私、バラにボトピカ使ってますが、それ使いはじめる前(去年)、いろいろ調べて、こちらの記事を参考にさせていただいてました!
ボトピカとルゴサと、二度までも参考にさせていたんです〜。
すごいびっくりしたのでご挨拶させていただきます。
くわと申します。どうぞよろしくお願いいたします。

くわさん、はじめまして

今年からルゴサ仲間がまた増えるのですね。
どんなルゴサを買ったのでしょうか。
苗の成長と開花が楽しみですね。

ボトキラーの記事も読んでいただけましたか。
少しでもお役に立てたのならうれしい限りです。
ボトキラーはどちらかというとハウスダクトから投入するためのものですが、ボトピカは一般散布用のようですね。
使ってみた感想などもお聞かせいただけるとうれしいです。

こんにちは。

ブラン ダブル ドゥ クーベルとマダム ジョルジ ュブリュアンです。
ふたつとも良く似ている?らしいけど、たまたまそこに売ってたし、どっちも気になるので〜・・・。
potatoさんはふたつとも両方育てられたんですよね?
違いはどんな感じでしたでしょうか?またお時間のあるときにでも教えてくださいませ。
他にもたくさんルゴサ気になるのですが、売ってないから残念です。
そもそもルゴサあまり売ってないですね・・・。

ボトピカは効果あったかどうかは「?????」です。
秋から散布だったのでわからないうちに寒くなり〜。
これで病気防げるとほんとうれしいんですけど・・・。
農薬って周り近所の目が気になってなかなか撒けません・・・。
でもこれだと「納豆菌です〜」っていえますものね。

白花で確かにどちらも似ていますね。
樹形はブランのほうがずんぐり系で花が大きくハマナス様の実がつきます。
マダムのほうがすらっとしていてスマートな樹形です。
花は少し小さくてエレガントな感じです。
残念ながら見はつきません。
どちらも四季咲きで年中花が咲きます。
ただ、ブランは実をつけっぱなしにしていると咲きにくくなります。

ボトピカの真価を見るのは今年というわけですね。
ポトキラーと同じものだとすると葉が白く汚れるかもしれませんね。
ウドンコはほぼ防げるとは思いますが黒点は完全に防ぎきることはできないかもしれません。

確かに散布している姿は近所目にはあまり良くないかもしれませんね。
でも服装はそれほど厳重でなくてもいいと思います。
私はマスク程度で他は普段着です。
ただ、散布後はシャワーは欠かせません。
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