テレコンバーターなるものを使ってみようと思ったのはEOS 5D Mark IIを買ったからだ。
APS-Cサイズのカメラでは100mmのレンズは1.6倍の160mm相当となる。(キャノンの場合)
ずっとそれで撮ってきたけれどCMOSセンサーがフルサイズになってみると、やや倍率が物足りないと感じてきた。
それなら100mmマクロなぞかわずに180mmマクロを買えばよかったのか?
しかし、値段は高いし手ブレがないとなるとちょっと考えてしまう。
そこで、キャノンのエクステンダーEXTENDER EF1.4×IIを検討してみたが、これは高倍率のレンズが主体でEF100mm F2.8Lマクロ IS USMに使えない。
そこでシグマのページを探してみるとTELE CONVERTER 1.4x EX DGなるものがあった。
ところがこれはシグマレンズのみの対応だった。
あるときフィルターを探していたときにケンコーにもテレコンバーターなるものがあることを知った。
ケンコーのテレコンバーターは高倍率専用と50mmから使える標準タイプのものがあった。
それでその標準タイプものが
TELEPLUS PRO300 1.4X DGXだ。
広角を含む標準ズームには使えないが、EF100mm F2.8Lマクロ、EF70-300mm F4-5.6 IS USMでも使えることが分かった。

これで焦点距離が1.4倍になる。
F値が落ちる(1絞り分)のはこういうものの宿命だ。
早速テスト撮影。

やっと咲き始めたユキワリソウ。
ピントはなかなかシビアだ。

ボケの感じは悪くない。
使用した人のレビューではピントが甘くなるとの記述もあったが、それほどではないと思う。

思い切り近づいて撮影してみる。
手ブレもしっかり効いているが、やはり前後ゆれでピントが合いにくい。
接近するときはやはりカメラを固定する必要がある。
こういう類のものはAFが効かなくなることが多いがこれはちゃんと効く。
メーカーサイトを読むとF4より暗いレンズではAFが効かなくなることがあるので原則MFだそうだ。
これからどれだけ登場機会があるかはちと疑問だが、70-300mmにも使える(もちろんMFとなる)のはちょっとうれしいかもしれない。
テストはまだやっていない。
明日は暖かくなりそうだ。
花見にでも行こうかな。
EOS 5D Mark II
Kenko TELEPLUS PRO300 1.4X DGX
EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
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