不思議な庭園

そこは小さな橋を渡った先にあった。
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私が見たものは不思議な庭園だった。
草が生い茂り、一見普通の野原か空き地のように見える。
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草の中に赤いバラが見える。
野良バラとでも言えばいいのだろうか。
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最初は大事に温室で育てられ、望まれてこの地に来たであろうに、なぜこんなところで咲いているのか。
そう、ここはバラ園だったのだ。
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ほとんどのバラは死んでしまったのか・・・
わずかに、見え隠れするわずかのバラは草に埋もれながらも可憐に咲いている。
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いつの間にかたくましさを身につけたバラたちは周囲の景色に溶け込んでいた。
バラは不思議な美しさを身につけたのだ。
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これらの建物はすべて閉鎖され、かつての賑わいの幻だけが見えるようだ。
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パーゴラには「新雪」と思われるツルバラがわずかに返り咲いていた。
近寄ってみるとたくましいシュートは3m以上に伸び、すこし手入れをすれば来年は賑やかに花を咲かせるであろう。
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いっそのこと見るに耐えないほど醜くなればよかったのか?
しかし、打ち捨てられたはずなのにここは悲しいほど美しい。
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随所に見える庭の名残。
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普通の自然でもなく庭園でもない。
不思議な場所。
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この庭園の奥深くの木陰にひっそりとこの重機は眠るように座っていた。
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捨てられたはずのこの庭がなぜこれほど美しいのか・・・
おそらくいろんな思いがこの場には残っているのだろう。
それがこの場所を醜くさせないのかもしれない。
この庭園の元の姿を見るチャンスがなかったことが残念でならない。
どんなに思いを凝らしても私には元の姿を想像することも出来ないのだ。

EOS 5D Mark II
EF24-105mm F4L IS USM
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コメント

非公開コメント

私もとうとう行かれないままに。
よし・・・と思った時にはすでに無く・・・。
とても残念です。

ここでは、はじめまして、、ですね

tokiさんの所から飛んで来てときどきは見させてもらってました、、

読み逃げでしたが、、

昔のここの風景、、、写真持ってます、、
もしもご覧になりたい時は知らせてください、、

でも、このままの風景をpotatoさんの胸にとめて
イメージの世界をふくらませていたほうがいいのかも、、、

あっちゃん
私もそうだったのです。
行こうと計画したその年には閉園になってしまったのです。
がっくりでした。
今回は幸運でした。

Kさん
いらっしゃいませ。
実を言うとわたしもKさんのところ見させてもらってました。
以前のここを調べていたら偶然に引っかかったのです。
閉園を知ったのもKさんのブログかもしれません。
今回お会いしてもKさんとはまったく知りませんでした。
帰ってきてからKさんのブログをみてびっくりでした。
写真を見ていてもやはり本物の前に立つと、当時を生で見たかったという思いがわいてきました。
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