手袋をはく

今日は一日寒い日だった。
日中の最高気温が-10.2℃と最高気温が今シーズン初めて二桁となった。
普通は晴れて放射冷却が起きたときが寒くなるものだが、今日は一日小雪がちらつく天気だった。
外を歩くときは手袋は欠かせない、と思うでしょ。
でも私は普段は手袋をはかない。
私の手袋はダウンジャケットのポケットだ。
私が手袋をはくのは手を出さざるを得ない雪かきのときくらいだ。

そう、北海道では「手袋をはく」というのです。
「靴下をはく」「ズボンをはく」とまったく同一の意味で使っている。
ある時期まで、この言葉は標準語と信じて疑わなかった。
現在でもそう思っている北海道民は多いと思う。

「はく」の漢字を広辞苑で調べてみると「佩く」「帯く」「着く」「穿く」「履く」が同一の意味として扱われている。
しかし用法を見てみるとそれぞれ使い方が違うようだ。
1. (穿く)衣服などを、足先から通して下半身につける。「ズボンを―・く」「袴(はかま)を―・く」
2. (履く)履物を足につける。「靴を―・く」「たびを―・く」
3. (佩く・帯く)刀・矢などを腰につける。身に帯びる。「太刀を―・く」
となる。
どうも手袋に該当する言い方はないようだ。

ネットなどで調べてみると「手袋をはく」という言い方は北海道のほかに四国の一部や東北の一部などであるそうだ。
この言い方はいつから始まったのか?
北海道民はアイヌ民族を除けば本州からの入植者で成り立っている。
廃藩置県ではみ出し物となった士族たちが新天地を求めて移住してきたのだ。
主な地域は東北、北陸だそうだが、すべての都府県からやってきているそうだ。
したがって北海道方言には多様性があるのだが、この「手袋をはく」はまずほとんどの北海道民が使う言葉だと思う。
それが不思議なところだ。

1101アジサイ01
冬のアジサイ。


NEX-3
E18-55mm F3.5-5.6
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