二十歳の頃

昨日は成人の日、ニュースがその様子を伝えていた。
騒ぐ若者の姿を伝えるのがこの日の恒例になったようだ。
騒ぎがないと物足りなそうな伝え方が現代のニュースの作り方のようだ。
さて、40年前の自分のときはどうだったろうかと考えてみたが思い出せない。
よく考えてみたら私は成人式に出ていないことを思い出した。
出ていないというか出られなかったというか・・・

高校を出て大学に入ったが、私は1年で退学してしまった。
そしてその後、東京でその日暮らしのアルバイト生活を始めた。
様々なアルバイトを転々としながら200円映画に毎日通ったり、書店で立ち読みをしたり、深夜喫茶で同類の仲間と議論しあったりしていた。
お金がなくなるとまたバイト生活。
高校から伸ばし始めた髪の毛は肩までになっていた。
それが20歳直前になって、さすがにこれではイカンと思い始めた。
考えてみれば、今の若者は頼りないとか子供っぽいとか言えるような私ではなかった。

帰ろうと思ったが北海道まで帰るお金がない。
そこで、持っていたすべての本を売り、金目のものを質入して、やっと帰りの費用を工面した。
家に帰ると親父に髪をつかまれ切ってこいといわれた。
当然といえば当然、すぐに床屋に出かけた。
そして職探し。
とりあえず見つけたのが百科事典などセット本の訪問販売。
生易しい仕事ではなかった。

そんな時期に迎えた20歳だった。
そのとき私は、東京からの転出書類をまだ地元の役所に提出していなかったのだ。
したがって、私に成人式の案内は届かなかった。
だからといって、しまったとも、他の成人が羨ましいとは全く思っていなかった。
私はあくまでもマイペースでその時を生きていたように思う。

そういうわけで、私に当時の成人式を語れない。
少なくとも、今のように成人式で騒ぐ若者はいなかったように思うが、いま問題を起こす若者をすぐにダメとはいえないような気がする。
私のようにダメから始まって何とかなっていく人間もいれば、まじめから始まってダメになっていく人間もいる。
若者の行動はその時代の世相を反映する。
要はその時代の大人社会を写す鏡でもあると思うのだ。

1101市内02
昨日の写真と同じ去年暮れの市内を撮ったものだが、何でこんなものを撮ったのか、どこを撮ったのか、記憶が定かでない。

今日は冷え込んできた。
今玄関先の温度計が-16℃になっていた。
朝の気温はいかに・・・

NEX-3
E18-55mm F3.5-5.6
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コメント

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potatoさん、おはようございます。

成人式、私は出ました。
振袖着て(!)
杏里のコンサートと小野清子さんの講演。
みんなシンとして聴いていた記憶があります。
杏里もやりにくいだろうなあって思った覚えが・・・(笑)

成人式であんな大騒ぎをするようになったのはいつからでしょう。
それとも地域性でしょうか。
今でも地元の成人式はあんなに静かなのかしらと思ったりします。

今年は大騒ぎのニュースを見ていません。
中学校の校歌のコンクールをした地域もあったようですね。
いいなあと思いました。
うちの子の成人式はまだ再来年・・・どうなりますことか。

関東圏はいいですね、有名な人を呼びやすいですものね。

ああいう騒ぎは報道のしかたに気をつけてほしいですね。
結局、報道が引き金になって飛び火していったようなものですからね。
今年は厳戒態勢が効いていたせいかあまり騒ぎはなかったようです。
でも、沖縄は恒例化しているようですね。

最近は成人式のやり方にも工夫がみられるようですが、
AKB48の歌をうたいだした阿蘇市の市長にはびっくりでした。
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