一重か八重か

以前から不思議に思っていたことがある。
同じ名前のバラでありながら検索してみると一重咲きと半八重咲きの写真が出てくるのだ。
割合的には半八重が7割で一重が3割くらいか。
そのバラの名はシュネーリヒト(Schneelicht)、ハイブリッドルゴサである。
Rosa rugosa x Rosa phoenicia の原種同士の交配種である。

オールドローズ花図譜によれば白の一重咲きで半つる性で2.5mとある。
写真も完全な一重咲きである。
作者はGeschwind,R/ハンガリー/1894

最近お世話になっている「バラの家」では白の半八重の写真が出ている。
半八重なのを承知で今年取り寄せてみた。
「バラの家」での記述は、作出者Geschwind、作出国オーストリアハンガリー、作出年1894年
二季咲きで樹高は1~1.5mとある。
作出国のオーストリアハンガリーというのが奇妙だ。
我が家に届いたシュネーリヒトは幾度か咲いたが雨にあたったり日に照らされたりでまともな花がなかなか見られなかった。
しかし、咲いた花はいずれもしっかりとした八重咲きといえるものだった。
一重咲きの花が半八重化することはままあることだが、そんな感じではまったくない。
一重同士の交配なのに八重というのも不思議な話だ。

よくお世話になっているサイト、ご存知「Help Me Find」ではなんと一重と半八重両方の写真が載っている。
記述はsingleといいながら(4-8 petals)とあるのも奇妙だ。
作出者に関しては「Bred by Rudolf Geschwind (Austria-Hungary (former), 1894).」とある。
なるほど「バラの家」はこのサイトを見たのか?

Rudolf Geschwind(1860~1910)について調べてみるとハンガリー人のようだ。
見事な白髭の写真が出てくる。
140ものバラを作出した人らしい。

どっちが本物なのかはっきりしてもらいたい。
似たものにルゴチダがある。
いずれこのバラについても触れてみたい。

1110シュネーリヒト01
9月1日咲いたシュネーリヒト。

EOS 5D Mark II
EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
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コメント

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potatoさん、こんばんは。

やっと花が見れました。
以前花が咲いているので写真を載せますと言う記事を読んでから、
ズ~~~ト楽しみにしていました。

バラの家の写真はアイボリー色に見えたのに・・・・
花びらの付け根に黄色い色が有りますが白いバラで、
花びらの中心から折れたような山が出来るんですね。
楽しそう~~~

雄しべが見たい、どんな感じなのかな?
日陰に植えられた家のシュネーリヒトは咲く気配も有りません。

有りましたら開いた写真お願いします。
どんな実が生るのか楽しみですね。

tokiさん、こんにちは
花色は真っ白ですね。
この花は偶然こうなっただけだと思います。
この頃は雨ばかりでまともな花がなかなか見られませんでした。
雰囲気的にはマダム・ジョルジュ・ブリュアンに似ているかもしれません。
今度咲くのは来年になりそうです。
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