驚異の隣人

ヒグマは日本国内では最大最強の動物だそうだ。
ヒグマの仲間は北米を中心に広く分布しているそうだが、エゾヒグマは北海道のみにいる固有種だ。

つい先日まで札幌の市街地にヒグマが現れたことがニュースになっていた。
あまりにのんきに町をうろるくものだから住民もびっくりだ。
もともと、ヒグマは警戒心が強く人には近づかないといわれていた。
ところが、最近は新世代の熊が多くなってきたそうで、音を立てても逃げなかったり平気で人里に出てくる。
山にえさがなくなったのでやむなくということもあるのだろうが、必ずしもそうではないようだ。
山と人里は近くなったことで人が捨てた食べ物の味を覚えて出てくることもあるようだ。

アイヌ民族はヒグマをキムン・カムイ「良い神、山の神」と敬う一方で、人を襲うヒグマをウェン・カムイ「悪い神」として区別した。
人の味を覚えたヒグマは何度も人を襲うのだそうだ。
ウェン・カムイは人間しか食べられない罰を神様から与えられた熊だから捕殺しても良いのだとアイヌの人たちは考えた。
アイヌ人はクマの生態を知り駆除すべきクマとそうでないものを分けていたのだ。
ところが和人はその区別なしにクマの駆除をしてしまった歴史がある。

JR北海道のスーパーカムイに乗ると「JR HOKKAIDO」という冊子が置いてある。
その中にアイヌとクマの話やヒグマの生態のことが書いてあった。
ヒグマは6月に交尾するが受精卵は11月ころまで眠っていて、冬眠前に秋の実りを食べ体に脂肪が十分について初めて着床し受精が成立するのだそうだ。
そして、飲み食いが一切できない冬眠中に出産し授乳も行う。
母グマは冬眠穴の中でまさに命を削って子を育てる。
だから、秋の蓄えが母グマの生死を左右するのだ。

1110朝の月
朝の月

しばらくいい天気が続いたが今日は雨だ。

EOS 5D Mark II
EF100mm F2.8Lマクロ IS USM

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