がんばれイコロの森

工藤敏博氏のブログを見ていたら、「イコロの森を引き受けることになった」と書いていた。
ここを経営していたのは株式会社ラウムランドスケープというところだった。
おそらくはこの会社がイコロから手を引いたということなのだろう。
誰かがここを引き受けなければイコロは消滅するだろう。
工藤氏はイコロの森の設計者だが彼がここの経営を引き受けたと解釈してよさそうだ。

イコロの森にはすばらしい庭と内容の充実したナーセリーがある。
庭園の静かで落ち着いた雰囲気とさりげない植物の植栽は、一日中いても飽きることのないところのように感じた。
今年初めて訪れてみて、また別な季節に行ってみたいと思っているところだ。
しかし、イコロのすばらしさと経営は必ずしも一致していないだろうと想像できる。
ぱっと見地味な感じは否めない。
それは植物があまりわからない人にとっては退屈なところかもしれないのだ。
経営にはそういう人たちも飽きさせないような何かが必要なのだ。

もうひとつの問題は、場所がかなり辺鄙なところにあることだ。
イコロに行く目的がない限りこの道に入ることはないであろうという所にある。
何度もここを訪れさせるためにはいろんな工夫や労力を必要とするだろう。
私が良く行く上野ファームもかなりの町はずれにあるが、シーズン中に何度もガーデンコンサートやお祭り、ガーデニング講習会などいろんなイベントを開いて人集めをしている。
ナーセリーのほかにも地元野菜の販売や小物やガーデングッズの店、納屋を改造したおしゃれなレストランも地元食材にこだわったメニュー作りが受けている。
もっとも私はイベントがあるときにはあまり行かないことにしている。

工藤氏は拓殖短大の客員教授をしたり、いろんな庭園のコーディネートをやっている。
特に、2年後に控えたバラサミットのために岩見沢公園の改革に取り組んでいてかなり忙しそうだ。
そんな中のこの事態だ。
札幌宮の森にあるギーズ・グリーン・グロワーズというナーセリーは閉めてイコロに統一するらしい。
工藤氏はあまり金儲けには興味がないようだ。
やっていけるのか、それが一番心配だ。
がんばれ、イコロの森!

1112雪からフェアリー
雪が積もった。
ザ・フェアリーが雪の中から顔を出している。
道路にはみ出した部分がどうしても外に出てしまう。

カラオケのイベントも終わりようやく平穏な日々が帰ってきた。
さて、年賀状の写真でも選ぼうかな。

EOS 5D Mark II
EF24-105mm F4L IS USM
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コメント

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北海道は本格的雪のシーズンが始まったのでしょうか。
旭川は雪が早いですね。

イコロの森の件、私も工藤さんのブログで知り、とても心配している一人です。
施設も雰囲気もとても良いけれどアクセスが異常に悪く、地元の友人も知りませんでした。
ガーデンツーリズムが日本に定着して認知されれば、不便でも人が集まると思うので、そこまで辛抱できたら、きっと大成するのではないかと思いますが。

個人的には商業主義に走らず、より庭を充実させ、ガーデニングの上級者の目も楽しませてくれる庭になると良いな~と希望してます。
今でも十分、中上級者向けだと思いますけど(笑)、それが訪れる人が少ない理由なのかも。

来年、行かない予定でしたが変更して、必ず訪れたいと思います。
一寸でも応援になるかしら。





こんにちは

私もイコロの森を応援しています。
来年はパスポート(あれば)を買って、何度も訪れたい場所です。
でも、もっとこうだったらな・・と期待するところも沢山あります。
工藤さんのブログで皆さんの提案は全てやりたくないと書いてありましたが(笑)、
私の期待するところと違っていることを祈っています。

工藤さんと直接お話ししたいですね。
その時にpotatoさんの掲示板ファンの方々とご一緒できたら
きっと志を共有できるんじゃないかと勝手に思っています。

Joさん、お久しぶりです。
旭川は完全な冬になりました。

イコロはおっしゃるとおり、上級者向け的なところがあって客足が続かない面があるかもしれません。
経営的には客を集めるのか、この庭を作った理念を明確にしてスポンサーを得るかですが、後者は難しいでしょうね。
私は経営を維持するためのある程度の商業主義は必要なのではないかと思います。
だからといって工藤さんが求める庭のスタイルを変える必要はないと思います。

私が思うのは、もう少し庭の規模を拡大すること。
宣伝はお金のかからないネットなどを活用して、本州の客をもっと引き寄せることを考えてはどうかと思います。

ロサグリーンさん

イコロは季節ごとにその表情が変わって楽しめるようにできています。
特に森の部分はそうですね。
近くにいるなら私は何度でも出かけていくと思います。

工藤さんは自分を天邪鬼と言っていましたね。
私は一人で背負い込むのはと思うのですが、こういう思いの強い人たちはそうなんでしょうね。

去年の秋、2008年に閉鎖された花鳥渓谷(青森)に行ってきました。
花鳥のことは2010/10/04~2010/10/06のブログに書きました。
http://potato50.blog93.fc2.com/blog-entry-631.html
花鳥を作った木村暢子さんにも会いました。
個性的な人でしたが、庭に対する思いは誰にも負けないくらい強い方だったと思います。
でも、どんなに頑張ってもどうにもならないことはあるのだなとそのとき思いました。
イコロがその二の舞にならないことをただ祈るだけです。

こんにちは。

さすが北海道はもう雪の中ですね。
雪景色を写真で楽しませて戴いています。

飛行場から送迎までして戴き、不思議な縁でイコロに行きました。
あの場所はそんなに不便な所だったんですか。

真面目に植物と向き合っている方のやりたいことが、
うまく行くと良いなと単純に願ってしまいます。

天の邪鬼と自分の事を話される工藤氏は魅力的ですね。
イコロの森の維持には従業員が何人も必要ですし、
冬はお休みですから本当に経営は大変ですよね。

私にとっては輸入苗の草花や薔薇が魅力的でした。
パソコンで苗の注文が出来たら少し高くてもイコロで買うのにな~~~
応援したい気持ちを表すことが出来るのにと思いましたが、
でもそんなに売れる物でも無いし・・・・・・

お金儲けが上手な方が工藤氏をサポートしてくれると良いですね。

tokiさん

そうでしたね、tokiさんのほうが先に行っていたのですよね。
たしか飛行機で怖い思いをされたんでしたよね。

イコロは不便というよりも誰も通らないところでしょうね。
工藤さんは本当に純粋にバラや植物が好きなのだと思います。
余計なことに労力を割かれるのはいやなのでしょうね。
ネットから口コミで応援するくらいしかできそうにありません。

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