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ノラニンジンとイワミツバ

セリ科の野草はかなり数が多く、オオハナウド、シシウド、オオカサモチ、ヨロイグサ、アマニュウ、エゾニュウなど大型のもからシャク、ボウフウ、セリ、ミツバ、ニンジンなど比較的中小型ののものまで数多くある。そのすべてを鑑別で来たら大したものだと思う。しかし、私が散歩で歩き回る範囲では、今のところそう多くはなさそうだ。ノラニンジン(野良人参) セリ科ニンジン属ノラニンジンは野菜用のニンジンが野生化したものだ...

ヨモギ

ヨモギの名を知らない人はいないと思う。春の若い芽を食用にしたり、薬草として使われたり、はたまた「もぐさ」としてお灸にも使われてきたので名前は誰でも知っている。ところが、ヨモギの花はどんな花と聞かれてすぐ答えられる人はいるだろうか。キク科でありながら舌状花を持たず、実際いつ咲いていつ終わったのかもわからない花である。ヨモギは昆虫などの手を借りて受粉するタイプの花と違い、花粉を風で飛散させる「風媒花」...

オオセンナリとイヌホオズキ

野原や道端でナス科の植物を見かけることはそう多くはない。普段見かける植物と違ったものを見つけると「おっ!」と目を見張る。下の二つもそんな植物たちだ。オオセンナリ(大千成) ナス科オオセンナリ属南米ペルーあたりが原産地の帰化植物だ。同じ南米原産のセンナリホオズキ(千成酸漿)に似ているが、センナリホオズキより大きな実が成るのでついた名前らしい。センナリはたくさん実が付くという意味だろうと思う。センナリホ...

石狩川のポプラ

ポプラはヤナギ科ヤマナラシ属の樹木で、日本のヤマナラシやドロノキなどと同属である。明治期に植えられた外来種を一般的にポプラと呼ぶのだそうだ。1960年代に全国で植えられたようだが病害虫や台風に耐えられず日本の環境には適さないと判断された。しかし北海道だけは環境に適していたようでポピュラーな樹木として定着した。成長は早いが材質が柔らかく燃えやすいので建材として適してはいない。姿が美しく黄葉するのでもっぱ...

ミゾソバとタニソバとアキノウナギツカミ

まさに道端植物の代表的なものが今日のタデ科植物だ。道端と言っても農村部の水田の水を流す側溝などの少し低くなったところに生えていることが多い。これらは地を這い地面を覆い隠すように伸びている。ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科イヌタデ属水辺に群生する。名前は溝のような湿地を好み葉が蕎麦に似ていることからついたともいわれている。また水辺に生えることから水蕎麦と言われたとの説もある。ウシノヒタイ(牛の額)という別...

イヌタデとオオイヌタデ

これもどこでも生えている植物。なんせ増殖力が旺盛で駆逐するのは難しい。わが庭にもよく出てきて困っているが、比較的引き抜きやすいので見つけたらすぐ抜くことにしている。イヌタデ(犬蓼) タデ科イヌタデ属「蓼食う虫も好き好き」という言葉があるが、タデは食べると辛味があり、それを好んで食う虫もいるということだ。イヌタデは辛くないのでイヌがついたらしい。別名アカマンマともいう。子供のママゴトから出た名前のよ...

イタドリ

今日は北海道では最もポピュラーな植物、イタドリ。山はもちろん河川敷や空地、田舎の道端など、どこにでもあり大型植物にもかかわらず群生するのが特徴である。依然調べていた時に分かったことだが、北海道に生えるものはほとんどオオイタドリということだった。それらしき植物はすべてオオイタドリという先入観で撮影していたが、詳細に調べるうちその鑑別で大いに悩まされることとなった。オオイタドリ(大虎杖) タデ科イタドリ...

ノゲシとオニノゲシ

道端や空地の植物を全部覚えてやろうと始めて2か月半、自宅から歩いて行ける範囲だけなので種類は限られるかと思いきや、かなりの数になった。石狩川やや春光台を範囲としたことも内容豊富になった一因だ。また東鷹栖の水田地帯の休耕田が豊富な野草園となっていたこともある。今のペースだと来シーズンまでどれだけUPできるかわからないが地道に調べながらやっていくつもりだ。さて、今日もキク科。始まってからキク科とイネ科し...

コウゾリナとトゲチシャ

タンポポ風の花を咲かせる植物は結構多い。ブタナやハナニガナ、夏以降ならヤクシソウやノゲシなど。全体的に似たような姿をしたものが多く鑑別が難しい。そんな中から今日はコウゾリナとトゲチシャをご覧いただこうと思う。最初はノゲシなどを含めると何が何だかわからなかったが、調べるうちに一見してわかるようになるのだから我ながら大したもんだと自画自賛している。コウゾリナ(剃刀菜) キク科コウゾリナ属花だけ見るとタ...

ノギク(野菊)

今日はキク科に舞い戻って、ノギク。歩いてみてわかったが、この辺ではノギクの種類はあまりないようだ。考えるにノギクとはいったいどういう定義で言われるのだろう。基本的には野生のキクのことだと思うが、園芸種が逃げ出して野生化したものもノギクと呼んでよいのだろうか。他の植物では結構あることなのだが、実際のところ夏から近所を歩き始めて野生と思われるノギクの種類は下の3種だけだった。もっともキク科シオン属だけ...
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